二人に待っていた出来事…妊娠…。妻は妊娠し難い体質だと聞いていました。事実彼女が産婦人科へ通いいろいろしている事も知っていました。私の心は半分半分…嬉しい気持ちと恐怖心…。理屈ではなかったのです。妻は私が望んでないからと諦めました。私が犯した一番最初の罪…。二人で傷心旅行へ行きました。車で軽井沢まで…。妻は私に気遣わせないよう明るく振舞ってくれていたように思います。いろんな所へ二人で出かけました。そして二回目の妊娠…。妻は私に産みたいと…前回諦めた事で強く恐怖心を持っていたようでした。私は了承する事に…。悩みました…。二人でいろいろ意見を出し合い結婚しないで出産しようかと…。私が結婚する事を望んでなかったんです。妻は本当は本音を言ってなかったんです…ずっと…。常に私に合わせてくれていただけでした。彼女の母親から入籍をしてあげて欲しいと頼まれてはじめて妻の本音を知る事に…ちゃんとプロポーズをしてあげれなかった…男としては最低です。これが私が犯した二つ目の罪…。入籍をし、長男が産まれたのです。細やかな結婚式を長男を入れて挙げさせてもらいました。私は 産まれてくるまで毎日が恐怖でした。責任を持つ恐怖心…生きる事への恐怖心…。しかし…産まれた長男をみた瞬間喜びで包まれたのです。私は「生きたい」という気持ちにさせてもらいました。私は息子に一生愛すると誓ったんです。…その一方で私の精神疾患は進行していくのでした…。
