新宿を歩く(有吉佐和子のデパートの小説の世界で)
同じ高校を卒業して東京デパートに入社して4年の三人の美しい娘たちの話である。その中の一人、藤田節子は地下のお惣菜売り場が担当だ。昼時、近くの会社の女性たちが同僚のおかずを買いにくる。メンチボール2つ入れてとかスパゲッッティ50gと今でいうトッピングを何人分舟ハコに入れてもらうよう注文に店員が、盛り付けたり、会計をしていく。そんな職場の節子がお惣菜を納品する会社の若者と、閉店後にデートする。待合場所は新宿三丁目のレコード店「コタニ」である。なつかしい名前の店だ。近くの映画館、東映の入れかえで、新宿通りの歩道は混雑する。食事は新宿区役所まで靖国通りを渡り歌舞伎町にくる。「鈴やすずや」という和風レストランで二人は食事をする。鈴やは私は知らない。(新宿に詳しいNさん記憶ありますか)昭和36年が舞台だから、私が大阪に就職してからだから、新しくオープンしたのだろう。店を出るとコマ劇場の入れかえで、ここも人通りが多い。夜の新宿は賑ぎあっていたことをおもいだした。写真 新宿通りの南側には中村屋やモダンな高野フルーツパーラーがあった。など