今日もこちらをご覧いただき

ありがとうございます



貴方にとっての


「いざ!っていう時はどんな時ですか?」



自分で自分を見つめる時間…など


自分と向き合う時間が

増えた方もそうでない方も…


ちょっとこの本で立ち止まって

読んでいただければ…


何かヒントがあるかも…



本の中の一文

「いざ!っていう時、

何が自分を助けて

くれるんだろう」


このフレーズがちょっと

胸に響いたので取り上げてみました。


イヤミスの女王

湊かなえ作

『カケラ』



美容クリニックの医師のところに

痩せたい、パーツを触って

見栄えを良くしたい…


カウンセリングに訪れる患者達から

ある少女の死についての話を引き出し

紡いでいく形式には始めは馴染む

まで、一種の違和感と戸惑いも…



同級生の娘の謎めいた自殺

「ドーナツに囲まれて死んでいた…」


地方の田舎町の健康的で明るく

運動神経の良かった超スーパー

おデブな娘がなぜ⁈


親世代と娘世代が交錯しながらも

人間の裏側や、見栄や欲を洗い出し

心の裏側にも迫りつつ…


絡み合った人間関係が紐解

かれていく…


痩せている、目が大きい

鼻が高い、唇がぽってりしている。

胸が大きい…


これらを取り入れれば幸せを

手に入れらるといった根拠の

ない価値観に一縷の希望を

見出すのかはてなマーク


集団から逸脱したり目立って

攻撃されるのは怖くて声の大きな

人や、多数決の多い方に迎合する

癖に、胸のうちでは自分だけに

向けられた称賛や評価を求める…


自信や尊厳を失った人の手助け

が美容クリニックでできるなら

それもOK


だけど、長所や短所、好きなもの

苦手なものがあり自分という

カケラがある。


カケラとカケラがハマって家族が

あり、街があり、1枚の絵の一片となる。


無理に押し込むと周囲とのバランスも

崩れてしまう。


そんな危うい現代だから美容

クリニックのドアを叩く。

最期の砦なんだろうか?


でもそれで救われるならそれも

ありなのか?


最後の件はグッと胸に迫るものが。

なんだか親子関係、家族とは

幸せとは…

色々考えさせられる作品でした。


まさに

うーん!湊かなえWORLD


やっぱり

今この時、今の世の中を

切り取る鋭さは湊かなえさん

ならでは…


ここでやたら出てくるデブに反応

しながらも、いつもの悪い癖笑い泣き


そう!ビックリマーク本の中に出てくる

食べ物にすぐ様、反応する私です笑い泣き


というわけでドーナツといえば

キツネ色にあがった色がステキラブラブ


ミスドでもなくわざわざドーナツを

炎天下に探し歩きましたビックリマーク笑笑爆笑


貴方は今日はどんな一日でしたか?

そして今日の気分は何色ですか?




今日もここまで読んでいただき

ありがとうございました。


夏休み、お盆休みに是非、1冊

手にしてくださいねウインク