国産赤貝は食べておくべき | 店主のうんちく

店主のうんちく

魚のこと。料理のこと。
美味しい食べ方や、お家できるプロの味を紹介します。

 

今日は赤貝

 

こんばんは♪今日は貝類のなかでも高級な部類に入ります赤貝を紹介します。

 

高級な貝類と言えば、ミル貝、平貝、黒鮑、鳥貝とさまざまとありますが、貝類は近年で値上げが激しいです。びっくり

スーパーでは良く韓国産、中国産とお手頃に買えるようになりましたが、やはり国産は桁違いに美味しいと思います魂が抜ける

 

殻から開けた時の磯の香り、身の膨らみ、血の赤み。赤貝の赤い血は人間の血と同じヘモグロビンが含まれ赤くなってるみたいです看板持ち

 

さて開けてみますか。

この赤貝産地は姫路市坊勢島です。

宮城の閖上が有名ですが坊勢も負けていません!あとは大分なんかも上質な赤貝がありますキョロキョロ

 

基本、刺身やお寿司で食べるのですが、その際は塩を使ってぬめりや腹ワタを綺麗に取り除いてから食べます。

6月の海水温の上昇で卵を持ち始め食中毒の危険が出てくるため4月あたりで使用を止めます。びっくり

 

他には佃煮で食べる事があるみたいですが、僕は春先に山菜のうるいと、黄味酢でいただくのがおすすめです目がハート貝類と黄身酢の相性はバッチリです。

 

黄身酢の作り方を載せておきます。

 

まずは土佐酢を作っておきます。

○酢300g

   出汁300g

   みりん100g

   薄口醤油100g

   砂糖20g

   追い鰹10g

 材料を火にかけて沸騰寸前で火から降ろします。

鰹節が効いた香り高い合わせ酢になります。

この酢の残りは酢の物全般に使えますので捨てないように凝視

 

作った土佐酢を利用して

○土佐酢100g

   卵黄6個  

 

これらを混ぜ合わせ、湯煎でかき混ぜながらとろみがつくまで湯煎します。

焦って強火の湯煎でしてしまうと、とろみではなくぼろぼろな物になりますので、弱火でしてください真顔

 

とろみがついたら氷水などで冷まして完成です。

 

赤貝だけでなく、貝類、イカ類、白身にもよく合いますので、是非作ってみてください真顔