こころに触れるハンドトリートメント 4月開催日

2月に再開したこころに触れるハンドトリートメントのレッスン。

お二人がご参加下さいました。

少人数なので、その時のリアクションによって、「じゃあ、これもやりましょうか」
と、イレギュラーな内容が急遽組み込まれることも楽しみのひとつ。

前回はハンドバスの準備の途中、お二人がハンドバスに入れたハーブと精油に「いい香り～」と顔を近づけられたので、「じゃぁ、ハンドバスの前にフェイシャルスチームやりましょうか」と、そのまま挿し水するのを止めてタオルを渡し、ハーブと精油の香り&エキスを堪能していただきました。

ハーブと精油の成分を絡めたお湯の蒸気でお肌をしっかり保湿するだけでなく、

その香りで気持ちもほっこり。

その後ハンドバスも体験して頂いてからの実技レッスンとなりました。

前回からはおうちに帰ってすぐに復習&実践できるようにハンドトリートメントオイルもお土産にお渡ししています。

お一人は育児中の娘さんにしてあげたいとのことで、娘さんもお母さんにハンドトリートメントをしてもらうのを楽しみにされていたそうです。

育児の先輩としてお母さんがサポートしてあげることは多いと思いますが、出産や育児をする中でお母さんにハンドトリートメントをしてもらえるなんて、とてもうらやましいなぁと思いました。

疲れきった時にこころに沁みるものって、人それぞれあると思いますが、私は黙って寄り添ってもらうって心地いいなぁと感じます。
言葉以上に伝わるものを感じるのです。

あなたの手で優しさを大切なひとに伝えてみませんか。

そこから関係が変わることもたくさんあります。

こころに触れるハンドトリートメントの講座、4月は23日（日）に開催します。

すでにお二人お申込み頂いているので、あとお二人の募集となります。

日時　2023年4月23日(日)　10:00～17:00（1時間のお昼休憩含む）
定員　4名（現在残り２名）

受講料　18000円（ハンドバス用ハーブ、トリートメントオイルのお土産付き）
　　★トリートメントオイルにはアロマティークで使用しているオーガニック精油をブレンドしてお持ち帰りいただけます。

詳細はこちらをご覧ください。芦屋 アロマティーク イベントページ

お申込み、お問合せはこちらのメールフォームかお電話　080-2508-0112まで。
電話に出られない場合は、折り返しご連絡を差し上げますので、メッセージを残してください。

開業して11年になりました

今年もおかげさまでAromatiqueは11歳のお誕生日を迎えることができました。
この1年間は今までの中で一番早く感じました。

今年の周年はサロンではなく、児童デイサービスで可愛い子ども達と過ごしました。
現在３つの事業所に訪問していますが、今日の事業所はタッチケアで訪問するようになって
来月で1年になる所。

あっと言う間の一年の中で、子ども達はとても大きな変化を見せてくれます。

今日は「すごっ！」と思う感動をくれた子ども達がいました。
子ども達は療育であったり、ケアを受けたり、いろんな人と関わっているし、
家族の方の関わりが何より大きいので、タッチケアだけで変わったわけではもちろんありません。
でも、その変化のきっかけの一端を担えたのかもしれないなと思えることが嬉しいのです。

できなかったことができるようになる。

それを共に喜べることが、この仕事の醍醐味だなぁと感じます。

こころもからだも奥が深すぎて、どんなに感じても学んでもまだまだ足りません。

私のカウンセリングの師匠が「人は成長できるタイミングで必要な出来事や人に出会うのです。」
とおっしゃるのですが、本当にその通りだなぁといつも思うのです。

出逢う様々な人や出来事を大切にしながら、また歩みを進めていきたいなぁと思います。

今月お越しいただいたお客様には施術で使用したブレンドオイルをお持ち帰り頂きます。
あなただけのためにブレンドした香りで、セルフケアやスキンケアをお楽しみください。

介護者向けワークショップ

地域包括支援センターより、在宅で介護をされている方対象の「介護リフレッシュ教室」のご依頼を頂き、昨日ワークショップを行いました。場所は、おなじみのふたつぢゃや 。

認知症の両親がグループホームに入所する前にとてもお世話になった、同センターのKさんからのご依頼でした。

娘に近いくらい若い担当さんだったけれど、心身共に疲れきっていた私と妹にいつも寄り添ってくださり、気持ちを楽にしてくださった方です。

今回ご参加の方は、ご主人を介護されている奥様。私の母世代です。

でも、気持ちは「同士」。

ふたつぢゃやさんの美味しいお菓子とお茶を楽しんで頂きながら、私の経験談も少しお話しさせて頂き、セルフケアの大切さと香りの有効性をお伝えしました。

心地よく感じる香りをそれぞれ選らんで頂き、セルフマッサージ。

香りを選ぶ段階でも、少しずつ表情が柔らかくなってきて、セルフマッサージでは

「気持ちいい」

「眠くなる」

と、うっとり。

皆さんとても美しいお顔をされていました。

その選んだ香りと今の気持ちいい感覚をしっかりと脳に刻んで頂き、同じ香りをワセリンに混ぜてお持ち帰り頂きました。

日々の生活の中で疲れた時に、この香りを深く嗅いで頂くと、しっかりリラックスできます。

「これ、人にやってもらったら最高よね」とおっしゃる方がおられたので、急遽、少しずつですが皆さんにハンドトリートメントもさせて頂きました。

参加者の方も喜んでくださいましたが、センターの方もふたつぢゃやの店主さんも「いい会になりましたねー」と喜んでくださいました。

今回のワークショップは私の想いが満タンに詰まっているものだけに、お役に立てて幸せです。

自分が介護のど真ん中にいた時の、苦しさ、悲しさ、不甲斐なさが、今こうやってエネルギーや優しさに変換できているのはKさんの寄り添いがあったからこそ。

そして、仕事とはいえ、今も両親をグループホームでケアしてくださっている職員の方に本当に感謝しています。