● 過保護のカホコで思いました。
こんにちは、寺田綾乃です。
母の入院が伸び、一時、福祉ベッドや、歩行器などを引き上げるので、汗をカキカキのお片付けです。
人が来てくれないと、片付かない我が家です(￣▽￣)
片付けってしながら、「次回にしよう。」って、怖いことを先延ばしにしてきたから、問題も先延ばしになって、大きくなるなと体感した、私です。
雑草は小さなうちに根っこごと引き抜かないと地中深く根を張る。
見てみないふりしてると抜くのに時間と体力いるよ。
あなたは、「過保護のかほこ」ってドラマ見てますか？
実は私も知らなくて、たまたま、録画のザッピングしてたら、ヘェ〜、と思いながら、観てました。
おばあちゃん（三田佳子）って、もののよくわかったいい人ですよね。
なんで、娘たちはアダルトチルドレンの設定なんだろうな。と思ってました。
おばあちゃんはベッドの上でそれぞれの娘たちに懺悔してました。
かほこの母（黒木瞳）には長女だから厳しくしすぎた。
窃盗癖のある次女には、体を弱く産んでしまった。
何の取り柄もない三女には、忙しくて放ったらかしにしてしまった。
私は、若くて至らなかった。
申し訳なかった。って謝ったのです。
で、やっとこのドラマが理解できたわけ。
おばあちゃんはやっと被害者の立場ではなく、
加害者だったのだと、自分を認めることが、できたのでしょうね。
これって、難しいことなんです。
一般的には謝るって、加害者だから謝りますよね。
その心の中に、被害者意識がちょっとでもあると
相手に謝罪は伝わらないのです。
「許してほしい」これが加害者の被害者意識です。
そして、無意識に被害者の立場をとる。そうすると自分が楽チンだからです。
それが、人生をうまく生きられない、原因の大きな一つになってるんです。
そしてこの被害者意識は、根っこにはびこる。
なにか事が起こるたびに、この「根っこ」から考える。
根っこは、本音の中の、本音です。
とにもかくにも無意識。とにかく無意識。そこに何が入ってるのか。
それをまずは知らないと、ね。
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