穏やかな昼下がり。爽やかな風が吹く札幌の街を歩く。交差点を歩く若者たちは涼しげな格好をしている。
札幌の街は程よく賑わっている。東京ほど人は多くないので、肩がぶつかることはほとんどない。それがこの街の魅力だ。
札幌の良いところは他にもある。街と自然が近いことだ。少し足を伸ばせば山にも川にも行ける。動物園もスキー場も近い。街の中心部には大通公園が東西に伸びている。緑の匂いが風にのり、碁盤状に整備された街をすり抜ける。
僕はTシャツ姿で街をぶらついている。買い物袋を両手にぶら下げた若者たちが楽しそうに会話をしている。
ふと視界に違和感を感じる。若者たちの足元へ視線を向けると、そこには一匹のキタキツネがいる。キツネは僕の方をジッと見ている。
キツネはスタスタと歩き、気づけば僕の目の前まで来ていた。僕は驚くが、その場から動くことができない。キツネは僕の股の間をスルリと通り抜けた。
こんなに間近で見たことがないので、シッポの大きさに驚く。フサフサとしたシッポが僕の身体を優しく撫でる。
僕は不安を感じる。エキノコックスの存在を思い出したからだ。
サッと回れ右をして後ろを振り返ると、そこには図体のデカいオジさんが立っていた。
「ええっ!?」思わず声がひっくり返ってしまった。
そのオジさんはキツネのシッポを生やしている。大きなレンズのメガネをかけたその顔はタヌキにそっくりだ。
「あなたはキツネなんですか?」僕がそう尋ねると、タヌキのオジさんは笑顔で答えた。
「そう、キツネだよ」
僕は文字通り、狐につままれた。
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そんな夢を見たよ。
おおかみこどもの雨と雪に影響されたのかな?今更だけど(/・ω・)/
ではでは、アイラブユーぜよ!ζ( ̄l_ ̄ §ζ
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夢の内容を覚えていることなんて、久々だなあ。