YUI『Hello, Good-bye』 | マジシャン♠︎もやしくん公式ブログ『モヤシライフハック!』

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札幌のプロマジシャンもやしくん。
2021年夏、マジックバーミラクルオープン!!

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YUIさんの『Hello, Good-bye』読了。
写真がたっぷりと収められたロングインタビュー集だ。YUIさんの裸の言葉が詰め込まれている。
読み進めてゆく中で気になった言葉をピックアップし、そこから発展して考えたことをまとめてみた。僕のインタビュー集だと思っていただければ*笑
凄く真面目な内容になってしまった。全裸で書いたよ(OvO)


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ーー 『人生甘くない』 - P27


「人生甘くない」って言葉は、本気の覚悟をしたことのない人が言うもなのさ。だから本気の覚悟をしている僕らは、僕らの信じる道を行けばいい。


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ーー プロのミュージシャンのライヴを見て『なんか知らないけどかっこいいな』とか、そういう気持ちで救われたりする - P28


特に子供はそう思うよね。僕なんか、昔は歌詞を全く意識しない子供だった。小学校卒業までは一切気にせず、音とパフォーマンスだけに集中していた。そんな時期に、僕はマイケル・ジャクソンを好きになったんだよなあ。

心のど真ん中から歌詞をハッキリと認識できるようになったのは20歳になってから。今はマイケルの歌詞も大好きなんだ。マイケルの心が手に取るように分かってさ。

歌詞をハッキリ理解するのって難しいんだよね。
歌詞の意味を正確に理解していると思っていた高校時代の僕。だけど今ならそれは違ったってわかるんだ。
高校時代の僕は二次元の世界しか見ていなかった。今の僕は三次元の世界に生きている。二次元の世界にいると、それが全てだと思い込んでしまって、三次元の世界があるだなんて想像さえできない。だから難しいんだよね。

YUIさんを好きになったのは二次元の僕。歌詞を理解したつもりになっていた。三次元の世界を知った僕は、YUIさんを更に好きになった。
歌詞の奥の奧、地球の中心まで辿り着くことができた。
僕は宇宙の果てがどうなっているかは知らない。いつか4次元の世界へと足を踏み入れてみたいな。

→宇宙飛行士・野口聡一さんの三次元アリの話


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ーー 本か雑誌かなんかに、サッカー選手だったと思うんですけど、コメントが書いてあって。『若い時は出会いを大切にして、たくさんの人と話すことが大事だ』って書いてあって。 - P44


過去の自分にかけてあげたい言葉だな、って思った。
自分より未熟な人を前にした時には、過去の未熟だった自分を思い出すことが大切だよね。過去の自分にどんな言葉をかけて、どんな態度をとってあげたいかを考えることが必要だと思うんだ。
歌詞を書くという行為も同じだと思うなあ。過去の自分にどんな言葉をかけてあげたいか。


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ーー ためらいとかっていうのは、意識したことないですね。 - P92


ためらいのない言葉って、美しいよね。そういう言葉を使っている人の方が魅力的だと思う。
当たり障りのない言葉ばかり使っていたら、当たり障りのない人間にしかならないと思うんだ。
生き方も同じで、尖らずに生きていると当たり障りのない人生にしかならないと思う。裸にならない、出る杭にならないってことは、まわりの空気の平均値以下の生き方をしているってことだからさ。

平均値は色んな色の真ん中。平均値は合わせにいくものじゃない。みんなの色(派手な色から地味な色まで)を足して割っただけの数字にすぎない。
僕らは自分の好きな色をとことん極めていけばいい。誰かに決められるものでもないし、ましてや平均値っていうただの数字に左右されるものでもないのさ。

愛のある言葉も行動も、ロックな言葉も行動も、ためらいなくいきたいね。僕の知る限り、輝いている人は皆、ためらいがない。


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ーー なんかこう、追いつけてない状態で走ってる。普通は先に意志が来て、引っ張っていくのがいい状態だと思うんですけど、ちょっと自分は遅れて走っているような感じがして。 - P114


YUIさんの、リフレッシュ休暇に関しての言葉。
僕が大学を休学した時も同じ気持ちだった。まわりの人を見つめると、「この人はハッキリとした意志に従って動いているな!」って人がいたから。そこで「自分は何か違うよなあ」って気持ちが生じて。
その直感を信じて本当によかった。誰よりもハッキリとした意志を持つことができたから。

「自分の意志ってなんだろう?」「あの人は自分にないエネルギー源で動いているよなあ」って少しでも思うことがある人には、時間をたっぷりととることを強く強くオススメしたい。自分自身ととことん語り合うことが大切だから……。


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ーー このへんでまた復帰しようという目標は、全然決まってなかったですね。逆にゴールを決めてしまったら、休めた感じがしないじゃないですか。また、焦るというか。 - P116


「焦り」って、社会がつくるものなんだよね。
焦るのは、命の危険が差し迫った時だけでいいんじゃないかと思う。銀行強盗に遭遇したり、飛行機が墜落しそうになったり、そんな時だけ。

焦るよりノビノビやった方が良いものができる。焦らせるものは無視しちゃっていいと思うんだ。焦っている時間って、何も生まないからね。


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ーー 攻撃から何かを守ることもあるなって思いますね。 - P143


この言葉を読んでパッと思ったのは、社会を変えるということ。

例えばブラック企業でバイトとして働いていたとする。酷使されて疲れ果てた社員が、バイトに仕事を押し付けたり、ストレスをぶつけたりする。入ってきたばかりの新人バイトにその矛先が向いた時、どうしたら守れるか。

まず、自分が盾となる解決策がある。
これは完全に受け身だ。
攻撃して守る方法にはどんなものがあるだろうか。
真っ先に思いつくのは、社員の考えを改めさせること。しかしここはブラック企業。酷使されている社員はたくさんいるわけだから、また同じような問題が発生する。

ではどうすれば良いのか?
更に上に目を向ければ良いのだ。
企業のシステムを効率的なものにすれば問題を一気に解決できる。
怪物みたいなブラック企業に立ち向かうには、物凄い勇気と知恵と行動力がいるだろう。それが攻撃するということだ。

スマートな企業に変えることができたなら、一人の後輩バイトだけではなく、全国に展開している各店舗のアルバイトを救うことになる。今まで苦しんで来た社員も一気に救うことになる。

攻撃をすることには、大きなものを守る可能性がある。

これは国全体、世界といった大きな仕組みについても言えることだよね。
ブラック企業を例に出したけれど、どんな企業にも改善すべき点はあるはず。学校の仕組みや、家族のルールだって。

攻撃の後押しをしてくれるのが、ロックミュージックなんだと思うよ。


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ーー 『話聞くよ!』って言ってくれたりとか。 - P154


僕は、話を聞く人間だ。普段はそんなにベタベタするタイプじゃないけれど、いざという時はどんな話でも聞くからね。本当に本当にいざという時は、どこへだって駆けつけるからね。

自分のことは、自分でパッと解決策を出せちゃう人だから、人に話を聞いてもらうことは基本ないんだよね。
解決策が出ているから、誰かに口出しされたくなかったりもする。誰かが言うことって、僕の中で既に通ってきた考え方がほとんどだからさ。

自分からは話しに行かないけれど、話聞くよ!僕はそんな人間。


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ーー それ(デビュー)を目標にしてるんだったら、できないと思うよ - P158


ハッキリとした意志を持つまでは、それを目標にしてしまうんだよね。僕も卒業や受験、テストを目標にしていた時期がある。それらは手段であるべきものなんだよね。

今の僕の目標は『LOVE&PEACE』だ。そこへ向かう道のりにあるものは全て通過点、手段にすぎないんだ。起業をすることも、影響力をもつことも、世界を平和にするための手段。


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ーー やっぱり、子供は夢をみるべきだと思いますね。けどそうなれない、早く大人になってしまう子供ってたくさんいると思うんですよね。 - P159


子供に夢をみさせられる、夢みる大人でありたい。社会の平均値を子供に意識させない、夢みる大人でありたい。
平均値に合わせにいく大人は、もうこれ以上いらないよ。
夢みる大人になってほしい。


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【YUIさんの活動休止に、時代の流れを考える】


大きな組織に所属するというのは、好きな曲を歌って好きなように踊りながら歩いているから楽しいんだけれど、道はまわりの人たちに指定されているって感じなんだと思う。「お客さんに見えやすい道を通ってください」って言われているような。
自分の気の向くままに脇道を通ったりして、お客さんやスタッフが走り回るってのが本来あるべき姿だと思うなあ。良い意味で、まわりを振り回すやり方。

組織がもっと柔軟に動けるようになるべき時代なんだよね。今まで積み上げたイメージを維持しようとして平均値に近い道を行こうとすると、つまらないものになってしまうからさ。所属する個々人の激しい動きに細かく付いてゆける仕組みづくりが必要。

大きく一つにまとまったブランドをアピールするのではなく、一人一人の輝きをアピールする時代。

ニコニコ生放送で歌い手として輝く人もいるし、パソコン一台でボカロ曲を作れちゃう時代。個人がメディア、企業になれる時代なのだ。
メルマガや電子書籍なんかは課金モデルができているから、本当に一人(少人数)の力でビジネスができてしまうんだよね。


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最後に、この本の中で最も強く共感したYUIさんの言葉を。


ーー これはできないんじゃないかっていう線引きをすごいしてたんですよね。ここまでは行っていいけど、ここから先は出ちゃいけないんじゃないかって、すごく構えてた部分もあったので。できないことはないっていうのを思って、挑戦しようと思いました。それでもし何かがあったとしても、でもそれはするべきだと、自分はその時に思いましたね。 - P195


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長々と読んでいただきありがとうございました!!
平均値に合わせず全裸で書かせていただきました(OvO)



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