「デザインとは」 | マジシャン♠︎もやしくん公式ブログ『モヤシライフハック!』

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札幌のプロマジシャンもやしくん。
2021年夏、マジックバーミラクルオープン!!

デザインについて大学の課題で書いたファイルを見つけたので公開。
2012年秋に書いたもの。(僕:22歳)
乱文だがそのまま掲載する。


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 デザインとは、モノをシンプルで使いやすい形に洗練させ、かつ人間の心を動かすモノにする行為であると考える。


 “シンプルで使いやすい形に洗練させる”とは、そのモノの機能の無駄をできる限り省き、人間の体にフィットする形にすることで、それを直感的かつ快適に使えるモノにするということである。これは、設計から処分までの全ての過程について言えることだ。設計や組み立て、輸送、利用、処分方法などの全てにおいて楽になるように考えられたモノこそが良いデザインであると言えるだろう。近年急速に普及しているスマートフォン(特にiPhone)を例に挙げると、コードから洗練して軽快な動作を可能にし、使う材料も軽くて丈夫でコンパクトになるものを選んで手に馴染むようにまとめ、無駄なボタンを排除し誰でも直感的に操作できるようにしている。


 “人の心を動かす”とは、人間が美しいと思えるモノ、面白いと思えるモノ、好感のもてるモノにするということである。これは、それぞれのコミュニティや個人の感性、また時代によっても大きく変化するものである。個人が個人のためにデザインするのであれば、その人が最も好きな形にすれば良い。しかし、多くの人が手にするモノをつくる場合には、受け手が好感のもてるデザインにする必要がある。かと言って、受け手に寄りすぎると、単純で面白みのないモノばかりになってしまう。作り手の感性も適度に取り入れる必要がある。作り手の感性を存分に取り入れてデザインしたものが多くの人に受け入れられた時(たくさんのファンがついた時)、その作り手は素晴らしいアーティストと呼ばれるのだろう。受け手のことを考えることも大切だが、作り手が自分で良いと思ったものを積極的に取り入れることも大切だ。なぜなら素晴らしいデザインは未来の美しさの基準となるからだ。


 これらの二点はうまくバランスを取って同時に満たさなければならない。シンプルな形に洗練させることを重視すれば、作り手の個性や遊び心を入れにくくなってしまう。逆に作り手の個性や遊び心を盛り込み過ぎると、シンプルなデザインではなくなってしまい、長々とした説明書がないと使えないようなモノになってしまう。シンプルで使いやすく、心を動かされもする人間的なモノをつくること、それがデザインであろう。


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学校の課題って、もっともっと広く公開されてもいいと思うなあ。
学校内でしか共有されないのってもったいないんじゃないかな。
授業だって動画配信していくべきだと思うよ。
世界中の誰もがタダ同然で教育を受けられる未来はすぐそこだ。
せっかく便利なインターネット。便利に使わなきゃ。