18日、米国版Wikipediaでストがおこなわれた。
自由な報道が著作権に縛られちゃいけない、との思いから。
著作権侵害の根絶と情報無料化の推進ってのは社会システムの根幹を変えない限りイタチごっこである。
今の社会ではお互いに言い分(武器)がある。
双方が武器を手放せる社会に転換しなきゃいけない。
大きな改革は徐々にじゃいけない。
最初からベストな形にドンと変えなきゃならない。
細かな修正ばかりじゃ根本はかえられない。
ITのない時代につくられたベースが現代に最適なわけがないわけで。
僕は情報は無料で手に入れられるようになるべきだと思う。
そのためには年金、生活保護含め社会システムの根本から考え直す必要があるだろう。
そして国同士の連携も必要になってくる。
世界中のみんなが共に未来を見つめなきゃならない。
根本から社会システムを変える……具体的には、ベーシックインカムが最適だと僕は考えている。
ベーシックインカムというのは、生きて行くために必要な最低限のお金を全ての人に毎月税金から支払うというもの。
5~10万円が目安となるだろう。
ベーシックインカムを導入すれば、著作者は収入のためではなく伝えたいという想いだけで作品をつくることができる。もちろん自分の生活を豊かにするための収入を得ることもできる。
そして最低限の生活ができるだけの収入が得られれば、著作者が著作権にこだわる必要もなくなってくる。
小説をまるごと無料公開されたりしたら一部には騒ぐ者も出てくるだろうが、作品の一部がWikipediaにUPされたり二次作品に使われたりすることなどに騒ぐ者は出てこないだろう。
また、ベーシックインカムには消費者にとってもメリットがある。
著作者が収入にこだわる必要がなくなることで、無料ないしは低価格で楽しめるエンターテイメントが増えるのだ。
学術書についても同じことが言える。もし将来、いつになるかは分からないが、いくつかの先進国でベーシックインカムが導入されたとする。
その時、自分たちの技術の秘密保持にこだわる必要がなくなれば、多くの専門的技術が世界中に駆け巡るだろう。
違う国で同じ研究をする必要はなくなり、先につくられた技術を他国が自由に使える未来。
人類の進化のスピードは格段にアップするだろう。
ベーシックインカムには、年金や生活保護を一体化できるなどというメリットがたくさんあるので、興味のある方はぜひとも勉強してみていただきたい。
みんなが手をとりあえる未来にむけて……。
ではでは I LOVE YOU.
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