NHKの『プロフェッショナル仕事の流儀』デザイナー、砂糖たくさん、あっ、佐藤卓さんの回の再放送を観て思ったこと。
函館の米ふっくりんこのパッケージをデザインしている。
「函館」と「米」を組み合わせて新しい漢字づくり。
手書き離れは、新しい漢字の誕生を減らしているんだよなあ。
北海道米ふっくりんこ。青いパッケージが佐藤卓さんデザイン。「気」と「米」を組み合わせた漢字。
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http://www.hokkaido-kome.gr.jp/hinsyu2.html
コンピュータでも新しい漢字を作ってどんどん共有できたらいいよね。
ネットがそれを可能にする。
全ての漢字のデータベースに自由にアクセスできるようにすれば良いのだ。
新しい漢字をデータベースに自由に追加できるようにして、「話題の漢字」なんかを一覧で見られるようにする。
そして、この漢字は良いな!便利で使えそうだな!って思ったらどんどん使えば良い。
さらにその漢字のデータベースには辞書機能も持たせる。
新しい漢字が生まれる場だから、どんな場面で使うのか、どんな読み方をすれば良いのか、といった情報が必要だろう。
みんなが気軽に編集できる、漢字版Wikipediaみたいなものだろうか。
これまでに生まれてきた漢字は、全て手書きでアナログにじんわりと浸透してきた。
しかしコンピュータで入力できる漢字が限られるようになると、そういった新しい漢字の流通は急減してしまった。
そこにネットが加わると、新しい漢字が正確に速く広がる環境が実現できる。
画面をタッチして線を描ける現代の技術があれば、手書きの漢字を広めてそのまま使うことだってできる。
数字だけのコンピュータが冷たく見える時代は終わった。
人の工夫がコンピュータに温かみと便利さをどんどんもたらしている。
そこに大きな貢献をしたのがスティーブ・ジョブズであることは言うまでもないだろう。
ではでは I LOVE YOU.
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