バイトの先輩S田さん。男。
先輩だが同級生で、農学部の学生。
知り合って一週間も経たないのだが、今日の帰り道、歩きながら30分くらい話した。
彼は頭が良い。知識もあるのだが、自分の考えをしっかりと持っていて、人間を知っている。
彼は自分自身との対話ができる人間だ。
だから僕も何でも話せる。
このようなタイプの人にはなかなか出会えない。
これまで出会った数百の同級生の中でも3人しか思い浮かばない。(K林、A井、W邊)
この3人は先述のタイプに属する思うのだが、彼等と学校生活を送っている時の僕は彼等とは違っていた。
だからなんとなく、僕よりも凄い考えを持っているなぁ(人間ができてるなぁ)としか思っていなかった。
しかし今、ようやく人間を知った僕が思い返すと、この3人は僕よりずっと早く人間を知っていたんじゃないかなぁと感じるのだ。
今連絡がとれるのはW邊だけで、他の二人がなにをしているのかは知らない。
いつかじっくりと話してみたいなぁと思う。
話を戻すが、S田さんは僕のこれからの人生に大きな影響を及ぼすだろう。
特に農業や食に関して、新たな発見や深い思考のきっかけを与えてくれると思う。
バイト先でこんな出会いがあるとは思っていなかった。
人生って面白い。
人にとって一番大切なのは自分との対話だ。上手く世渡りすることよりも、人について考え抜くことの方がずっと重要だ。
人は何故、人なのか？
今日は本当に刺激的な日であった。
ではすのう。
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