常総市の災害に関して、現段階で把握している確かな情報源をまとめました。 | .

常総市の災害に関して、現段階で把握している確かな情報源をまとめました。

(2015.9.12 10:22更新)
栃木県・茨城県そして宮城県での、豪遊による河川の堤防決壊で
多くの地域が浸水だけでなく、津波のような被害を受けています。
被災された方にお見舞い申し上げるとともに、1日も早い復旧・復興を願っています。

自分にできることは情報を集め、いざという時のための備えることと、募金、ですかね。

以下に、現段階で把握している確かな情報源をアップしておきます。
水害地域は混乱を極めていますので、くれぐれも勝手に現地に向かうことや
むやみやたらに災害対策本部や役所等に連絡を入れるのは自粛しましょう。
ただ、現場に人手が足りなく、必要としている支援の情報が外に出てこない場合が多いので、
現地で信頼のおける方がいる場合は、その方から情報を提供いただき
迷惑にならない形での支援をできたらと思います。

現段階では、
救援物資を必要なところに届けるための人手・車が不足している所もありますので
現地に迷惑のかからない、近隣の方々が駆けつけていただくのが一番だと思います。

以下、ボランティア受入情報や現地の様子が確認できるものをまとめました。


◇常総市ツイッター
 https://twitter.com/joso_kouhou
 市役所が浸水し機能していないこともあり、情報源が限られますが
 確かな情報が出てくるので、ご確認ください。

◇茨城県災害ボランティアセンター
http://www.pref.ibaraki.lg.jp/hokenfukushi/fukushi/chiiki/koshi/chiikifukushigroup/saigaivolunteer.html
災害ボランティアセンターからボランティア情報が出されます。
身勝手なボランティアではなく、現地からの要望に合わせて動きましょう。

◇認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ
http://www.npocommons.org/
代表の横田氏の地元が常総市のため、常総市からの情報がアップされます。
現地の状況確認にご覧ください。

◇募金:赤十字、共同募金
http://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/fukushi/chiiki/koshi/chiikifukushigroup/sagaigienkin0910.html
茨城県が募金先をまとめています。
現地に行きたいけど・・・と気持ちがはやる方、行けないけど何かしたいという方は
まずは仲間内で募金を集めることをおすすめします。
このお金が、必要なものの調達や復旧の大事な資源となります。


今のところ、情報源は少ないですが、確実な情報を入手できるものです。
余力があれば不定期ですが、情報を更新していきます。


さて、
東日本大震災の際に、学生がボランティアチームを結成し
県北や福島県いわき市で支援を行っていたことから、
私(佐川)のところに、何かできないかという問い合わせが来ています。
なので、その経験から、偉そうではありますが、
災害支援のボランティアについて少し書きます。
専門家でもなければ、支援を受けたことの方が多い側ですが
参考程度に読んでいただけますと幸いです。

◇現地の受け入れ体制ができてから要望に合わせて動く
「自分にも何かできないか」という想いで、
現場のことを考えずに物資を届けたり、被災地に出向いたりするのは
かえって現場に迷惑をかけかねません。
現地で、物資やボランティアの受け入れ体制が整い、
要望が出てきてから動いても十分間に合います。
それまでに備えることや、お金を集めることが先決。

善意のシェアや被災地を無視した情報拡散は現場に混乱を招くだけです。
今、支援できる人や、支援できることは限られています。
行政や災害対策本部からの確かな情報や、
現地で支援活動をしている信頼できる方との情報交換で
必要な時に、必要な支援ができるよう、準備を整えておくことです。

◇段階ごとに必要な支援が変わってくる。今はプロに任せる。
行方不明の方の捜索や取り残された方の救助、、
そして避難された方の安心・安全が最優先。
そこは、支援のプロ(自衛隊、消防、行政など)に任せて、
自分たちは、次の段階になるのを待つことが大事です。

水が引き、行方不明者の捜索や残された方の救助が済み、
ある程度の安全が確認できたら、おそらく家に戻る方が出てきます。
その時に、がれきの山を片付けたり、散乱した家具やゴミなどを掃除し、
泥まみれになった部屋などの清掃に人手を要します。

同時に、救援物資の仕分けや、物資を、避難所や困っている方へ届けること、
また、避難所での安心・安全・衛星・心身のサポートをしていくことも必要になってきます。

災害での支援は、段階を追って必要なことが変わってきますし、
市民ボランティアの力が求められる段階があります。
指をくわえて黙っているのではなく、
その時に備えて情報を集めたり、物資の準備をしておくことで
迅速な対応ができるようになります。
そのためにも、現場から発信される情報は常に確認し、
何がどのくらい必要なのか、現場の要望をしっかり受け取ることが重要です



◇支援の妨げにならないこと
また、むやみに被災地に足を運んだり、
災害対策本部やボランティアセンターなどにコンタクトをとり
最優先でやらなければならないことの妨げにならないことです。

自分にも何かできないか、なんとかしたい、
という想いや気持ちは大事ですが、
それが返って被災地に迷惑になることもあります。

ですので、冷静に、情報を集め、見極めて行動していきたいものです。


◇不確かな情報の拡散は慎む
それから、
情報源を確かめないSNSでの”シェア”や、
勝手に救援物資の送り先住所を掲載したり、
不確かな情報の発信などは厳に慎むべきです。
行政の確かな情報が出た時に備え、準備をしておくのも
支援をする立場のマナーだとも思います。

誰でも情報を発信できるようになったからこそ、
正しい、必要な情報を判断し、的確に発信することが大事です。
デマを確認せず拡散するのは持ってのほか、です。
(自分も震災で迷惑したし、迷惑かけてしまいました)


で、総括をさせていただくと・・・

必ず君の出番を必要とする時が来る。
焦らず、慌てず、準備を整え、現場の要望に適う行動を。