◆6日島根県反核平和の火リレーが浜田市に到着し出迎え行事がありました。広島平和公園で燃え続けている「平和の火」をトーチに採り、8月2日に吉賀町を出発し、津和野町、益田市、6日浜田市で迎えセレモニーのあと江津市に向けて出発し、9日に松江市に到着の予定で県内15市町をリレーでつなぎます。今日6日は広島原爆投下の日で、広島市では平和記念式典が行われましたが、それをテレビで見ていて、いま政治がなすべきは何なのかを感じさせられました。

 

◆広島市の松井市長は平和宣言で「核兵器廃絶へのゆるぎない決意を、この地から発信し・・・」、広島県の湯崎知事は「核廃絶は遠くに掲げる理想ではなく、今、必死に取り組まなければならない・・・現実の問題」と力強く訴えました。岸田首相は「核軍縮に向けた・・・機運を高めるべく、国際社会を主導してまいります」と述べましたが熱量の差を感じます。核兵器禁止条約を批准している締約国の会議にオブザーバー参加すら応じない日本政府です。平和公園にある「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という言葉が無情に響きます。