◆2日ふれあいフォーラムが開かれ、テレビでおなじみの仲岡しゅんさんの「性的マイノリティってなに?~楽しく学ぶ、ジェンダー、セクシュアリティ~」と題する講演がありました。なかなかストンと落ちない難しいテーマです。性的指向は男性女性で様々あり、仲岡しゅんさんは男性から女性に転換した方です。男女の差は、出席簿は男が先で女が後、男はズボン女はスカート、体育は男は柔道女はダンス、などと区別?があり、これが社会のいわば常識としてまかり通っています。がここに性的少数者があり、性の多様性があることを改めて認識する必要があります。そして仲岡さんは、これからの処し方として必要な視点五か条を紹介されました。

 

◆それは①「特殊な人」という発想をまず捨てる。②周囲にいてもおかしくない、だけど探す必要はない、決めつける必要もない。③「何かをする必要がある」ではなく、「やっちゃいけないことをしない」。④分からないことは、本人の意向をよく聞き、話し合うことが第一。⑤そもそもジェンダーに平等な環境づくりが必要。とのことです。人は十人十色、事は価値は千差万別であり、ともすれば画一的にする、一括りにする、これがまかり通りがちです。男女の性差だけで分けられない、その人だけが持つもの、個人それぞれの少数ごとは無数にあり、まさに多様性です。自分のこととして考え、人に接し、行動すること、と自問自答したところです。