とある港町のレストランで
海がめのスープを一口飲んだ男が
レストランをとび出し海に身を投げた。
男に一体何があったのか?
とうとう来たね 【海がめのスープ】
DSの別のゲームのCMで、海がめが泳いでいるのを見て、
「あれ?この形式のクイズって海がめのスープじゃん?」
と思ったら、その通りだった。。
数年前まで、知ってる人は知ってる。知らない人は「何それ?」
というクイズ【海がめのスープ】
数年前、一部ストーリーを忘れたんで検索したんだけど全くヒットせず。
今は違うでしょうね。
2001年の夏、飲み会の席で友人からこの話を切り出されました。
「やってみる?すっげー難しいよ」
友人と2人、やるやる!と自由が丘でエキサイトしましたね~
(懐かしいなあ)
2人で問題にいどみ、1時間かからずに正解!(まぁ2人だったし)
出題した友人曰く、一人で答えて一番早かったのは
仕事での電車移動中で3時間だったとか。(他はギブアップしたりえらく時間がかかったり)
もともとこのクイズ(ゲーム)は、
FBIの尋問訓練で行われていたものを一般用のクイズにしたものだそう。
友人はこのクイズをアメリカで知ったそうです。
友人曰く、本当の訓練では、尋問室に容疑者役の教官と訓練生2人で入り、
それを他の教官が(よくある)ミラー越しに観察する。
容疑者役の教官が取調官である訓練生の尋問に対し【YES】【NO】のみで回答
【YES】【NO】 で回答できない質問をしたらそこで失格です。
つまり、取調官の質問が【肝】。(訓練なんですな)
取調官のあなたの目の前に【YES】【NO】しか言わない容疑者Xがいる。
今、手元にある情報は4つだけ。
【港町のレストラン】、【男】、【海がめのスープを飲んだ】、【海に身を投げた】
どう質問をし、情報を引き出し、真相を明らかにするか
想像力と推理力、そして質問の仕方を駆使してください
まぁ、そうはいってもクイズなので最初はこんな感じになりますが・・・。
(ネタバレってほどではないのでいいよね)
「海がめ保護団体の人間でスープにショックを受けて飛び込んだ?」
「いいえ」
「その店に前に行ったことはあった?]
「いいえ」
「スープが熱かった?」
「まずかった?」
「しょっぱかった?」
「いいえーっ」(答えを知ってる出題者はついつい笑っちゃうんだよね~)
「海がめのスープを前に飲んだことがあった?」
「はい」
おおおー。一歩前進!
初めて行った店で、【前に飲んだことがあるスープ】を一口飲んで身を投げた?
なんじゃそりゃ、何がそうさせたのか?という具合。かな(笑)
このクイズは(任天堂には悪いけど)対人間でやるのが一番面白いですよ。
渋滞にはまったときとかいいかも。
で、会話形式でやるなら、メモを取るのが一番かな。
YESの点をメモって、出てきた点を総合的に見て次の質問を考える
このクイズの肝でもある【YES】【NO】だけでしか答えられない質問をする
というのはかなりの曲者だから
グレーゾーンの多い日本人的発想ではなく、
英語的感覚で文章を組み立てるといいかも。
口の重い容疑者に対し、シンプルな質問を積み重ね欲しい情報を引き出し
出てきた情報(点)を線で結んでいく
最初は4つの情報だけだけど、実は壮大なストーリー。
4つの情報を手がかりにそのストーリーを紡ぎ出していってくださいまし。