【鍵】
ビクトリアン中期くらいの英国のどこかの扉の鍵です。
ビクトリア女王の時代は非常に長くて、
在位1861年~1901年
女王は、18歳という若さで即位し、82歳で崩御するまでの64年間
いわゆる、大英帝国と言われる時代を築いた女王です。
※ただし、1861年に夫君アルバート公が亡くなられて喪に服していたため、
後年は公の場に出ることは少なくなった。
在位期間があまりに長いので、アンティークの世界では、
1861年~ ビクトリアン初期
1880年~ ビクトリアン中期
1901年~ ビクトリアン後期
と区分されています。。
実際、晩年のビクトリア女王が公式の場に出なくなってから、
時期国王エドワード7世の影響が出ているんです。
指輪を例にとっても、
初期のリングは、裏がクローズドされて(塞がれて)いますが、
後期になると、エドワーディンアンの影響が出て、ダイヤが使われ、裏も開いています。
クローズドというのは、加工形式で、石の後ろが平らで1枚板が張ってあるんですね。
石の流通量と、照明の問題を解決するための手法。
1850年ごろ、北・南アメリカ大陸で金鉱山が新たに発見され、金の流通が増え、
1867年に南アフリカで、ダイヤ鉱山が発見され、
1880年、産業革命の影響を受け、照明が配備されていく。
色石の裏と金の板の間に、石の色や輝きを統一にするために、
色つきの布や紙などを挟んでいたんですが、キャンドルの明かりだけの室内に、
ガス灯や電気がつき、ダイヤの流通が増えたことが重なり
より輝くダイヤジュエリーが増えていくのです。
だけど、初期のダイヤのローズカット。
きれいっす♪
っと、今日はカギの話だった。。。
鍵の先端が丸いほど、古いので
この鍵は、たぶん・・・おそらく・・・ビクトリアン中期以降のものだと。
その理由をアンティーク屋の人に聞いたのですが、
それが通説というくらいしか分からないらしく・・・
でも、私の見解としては、
先端に留めたようなくぼみがあるので、削りだしたものじゃないかと思うんですね。
(木工ろくろのような感じでひっかけて留めた感じ)
比較的新しめの鍵は、棒の部分が中空で、真ん中から張り合わせてあるものも多い。
逆に、この鍵は、差し込む鍵部分もシンプルな形。
ガラスでもそうですが、張り合わせるほうが楽です。。(安いワイングラスとか張り合わせでしょう)
だから、鉄の棒を削り出し、柄の部分の板と溶接したんじゃないかと。
っていうか、このくらいの大きさです。上の画像じゃ分からないですよね。
友人たちも、「何だかわかんないけど、この大きさというか重さ、いいねー」
と言ってくれます。。
転職をする際、【鍵】はお守りになるそうです。
次の扉を開く【鍵】だもんね。
仕事でも恋愛でも、自分に合う場所や人に会うまで、探し続ける。
求め続けなければ、出会うことはないですから。
ちなみに、この鍵に出会ったのは1年前。
出会った瞬間「いいなー」と思った。
でも、その時は「買う」には至らず。何せ「鍵」なんで・・・。
でも、お店にいくたびに、迷うけど買わない。
次来たとき、次来たとき、なかったらあきらめよう。
・・・1年後。
お店に顔を出したら、あった。
これは、私が買うものだったんだ!と、買いました。
というか、やっと手に入れたら、いいこと起こった(笑)
何の扉?
・・・自分自身の扉だったかも。
ちょうどジャックとの出会いの10日前だったな。。

