日々出会うもの。とはちょっと違うんですが、、、


サッポロビールのCFで

モデルのSHIHOがバラのお風呂に浸かっているのを見て思い出しました。


花屋に勤めていた頃、、

よくバラ風呂に浸かっていました。


バスタブいっぱいの、、、バラ



花びら、、ではなく【花首】のお風呂に。

花首って業界用語ですよね。ブーケ作るときは花首でcutしてワイヤー掛けて作ります。

  言葉として耳に心地よくないかな??まぁ、そういう言葉もあるということで・・・。ごかんべん!  


すごく沢山ではないですよ。10個くらいかなぁ。

※ウチでバラ風呂とは、花首を浮かべたお風呂のコト


そのほとんどが水落ちしたバラなんですよ。
不思議でしょう。

 

もうだめだと思うでしょ??

        それをお湯に入れるなんて!?

                     とんでもないって感じでしょ??

                                  ふにゃぁぁ~って溶けちゃうんじゃないの?。。


とんでもなくなくなくないんです。。。(あれ?あってる?)


逆にシャキっとしちゃたりして。

これ、ものすごく不思議な現象。(まあ、首の部分で水あげができるので当然っちゃ当然)


お湯の上で シャキ!ワタシ目覚めましたー!ってなくらいに、

シャキ、シャキ、シャキーーーン。(キラリン♪)


当時、数え切れない回数バスタブに入れましたが、

ふにゃぁとなったの、なかったと思います。。


生花って、廃棄率がものすごく高いんですよ。

50cmの茎の長さがあってもブーケを作るとき(ワイヤリングする場合)花首しか使いません。

5cm必要、残り45cm不要=廃棄


それだから(値が)高いっていうのもあります。

基本的に丈が長ければ長いほど、お高いものなのです。

すぐに出荷せず、それだけ成長するまで手間ひまかける(待つ)わけですから。


そして、なかなか水あげがうまくいかないから、水落ちしちゃったら、

最後はオフロに限るのです。


とにかく、とんでもなく、贅沢な気分になれます。

本当に【とんでもなく】です。


それに花首を入れるほうが、花びらが散らないので、後のお掃除もしやすい。


そうそう、必ず水洗いをしてくださいね。

敏感肌の方や、オフロにこういうもの(生花)を入れるのに抵抗がある方は、

やめほうがいいかもしれないです。気になる方もいらっしゃるので。そのあたりはご判断くださいね。


でも、あの気分、あの贅沢感は、、、、Happyホルモン分泌間違いなーーしぃ。です♪

湯船に浸かって、お湯をすくう手のひらに【バラの花】


はぁ~。。随分やってない。。。。。

思い出したらやりたくなっちゃった。丈の短いバラを買ってこようかな。


元花屋のワタシのお薦めの【買い方】は、、、花がすでに咲いているもの、ちょっとふけたバラを買ってくる。

こういうバラは束で安くなってるんで。。(バラ風呂には)お買い得。

ふける=芯がふかふかになってしまった花のこと)※主にバラかな


1日飾って、翌日に水が落ちたら(花首が垂れたら)花首でカットして、

入る少しまえに湯船にポン。フタをして・・・


フタをあけた瞬間、バラの香りにふわ~と包まれます。

あの贅沢感♪


母はよく【女王さまの気分】と言ってた。


ほんとに心が満たされます。(香りも心に影響するし)

お花の力、何ものにもかえがたいものがあります。


ところで、

バラって水あげがうまくいかないお花ですよね??

次回、そのわけというか、私の持論ですが、ご説明いたします。