【パーツモデルって何のためにいるのか】
職業名を聞くと、【手が綺麗だから】とか【足が綺麗だから】だけに目や耳が行きがちですが
そもそもパーツモデルって何のために存在しているのでしょう。
そして【どのように仕事をするのか】を何回かに分けて書いていきたいと思います。
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街中で、電車の中吊りで、雑誌で、TVで。。
商品(ビール、ビデオ、デジカメ、指輪、時計、マウスを触ってる)を持ってる(つけてる)手や
靴屋さんのポスター、ペディキュアの足爪。(こう考えると断然手のほうが多いなぁ)
周囲を見回してもらうと【ああ、あれね】となると思います。
だけど、手だけ、足だけが写っているもの。ないですよね?
【指輪が綺麗に見える手】【靴が綺麗に見える足】
パーツというのは【商品を引き立たせる】ために存在しているのです。
手タレ、足タレというと、職業名でフォルムに目がいきがちですが、
【商品・イメージ先にありき】というのがほとんどですね。
そうではない場合は【広告デザイナー・クリエイターのイメージ】だと思います。
※と私はそう思います。というかそう感じます
クライアントから広告の依頼を受けた広告代理店で、
クリエイター・デザイナーがデザイン(CFの場合コンテ)を起こします。
※キャッチコピーやボディコピーなども作られます
【この商品はこういうコンセプトで売るから。こういうイメージ=だったらこのカット。
ということは、ここにはタレント(モデル)を使って、商品(アップ)部分はパーツかな】
※タレント(モデル)だけの時もあるし、パーツだけという時もあり(またタレントの吹き替えなどもアリ)
とか、
【この(ポスターの)コンセプトは○○だから、こう、手(足)がここに、こんな具合に来る。
・・・と、こんなイメージになる。】
てな具合です。(多分)
で、そのコンテがFAXで事務所に来る。
私たちは、そのコンテを持ってオーディションへ行くわけですね。(ない場合もアリ)
オーディションではB4サイズの紙に、
名前、年齢、所属事務所、各サイズ、代表作などを指定の用紙に記入し、
コンテ通りにポーズをして、ポラ・デジカメもしくはVTRで撮影が行われます。
オーディション写真は、名前を記入した紙に貼られたり、番号を書かれたり、名前を書かれたりして
【この脚は誰の】かが分かるようになるのです。
※VTRの時は、最初に紙を持ってビデオカメラの前に立ちます
オーディションが終わった段階で、審査に入ります。
ここで一番重視されるのは、どの脚が一番商品を引き立てるか、そしてイメージに合うかなのです。
だから、【足タレ】で脚が細いから
【手タレ】で手が美しいから、といって仕事があるわけではないのですね。
私たちは、あくまでも引き立て役なのです。