調子の悪いLet's Noteは明日、パナソニックが引き取りに、
少なくともCSでは、戦争特集が多いですが、
果たして、この国は盧溝橋から続いたあの大東亜戦争を、どのように総括しているのだろう。
この国の悪い習性で、何はともあれ、古い体制、古い権力者の責任を追及せず、今もそうだが、適当に古い存在をデフォルメして新しいもののように見せかけ、存続させようとし、実際６５年前もそうしている。
だいたい、敗戦の原因となったような政治家、戦犯容疑が掛かったような政治家が、敗戦後、首相になるなんて事例が、何処の国で見られるのだろうか、この国以外で。
岸信介、満州国の実質的宰相で、新経済官僚の代表者。戦時の商工大臣。
日本の戦時経済体制のモデルを満州で実験し、日本で完成させ、戦争をできる国家に作り上げた政治家だ。
そんな政治家、ナチスのウイリアム・シャハトのような存在が西ドイツの大統領になるなどと言う可能性、ドイツでは夢想だに出来ないことだろう。
現状の不況、日本経済の停滞、貧富の格差の拡大などと言った問題は、
自民党政権下で発生した問題で、民主党の責任は「ない」とは言わないが、自民党政治家が追うべき責任であろう。
民主党は、、単にバカ、であることが露呈しただけである。
「何でも直す優秀な医者」と自称していたのに、「単なる藪医者」とバレただけ。
その責任を自己批判し、総括することが「倒産した巨大企業ー自民党」再生の必須条件であろうに、まるでその気もなく、民主党攻撃に邁進している。
自民党から分かれた子会社の「みんなの党」も、「小泉ー竹中構造改革」をどう評価すのか、その点がボカされている。
批判ではなく、この国の未来像を、
そのことを語らずに、批判合戦だけでは、この国の未来はない。
政争のニュースばかりでは、未来の展望は開けない。
この国は、それほど暗い未来の状況ではない、と確信するが、人身は荒廃しつつある。
政治家、政党のために国家の政治があるのではなく、国家、国民のために政治がある。
イマの政治家、政党が役に立つなら存在価値はあるが、なければ捨てればよい。
この国に、民主政体が適しないならば、君主制でも、独裁制でも、寡頭政体でも優位な政体を求めればよい。
私は、この国に生きなければならない日本人を大事にし、個人の尊厳を大事にし、この国の文化と歴史、国土を大事に出来る政体なら、どれでも良い。
敗戦記念日が、また来る。
まだまだ調子の悪いWindows7, Let's notoを相手に、
この日本の状況、敗戦記念日がすぐやって来るというのに、中国や韓国を気にして閣僚全員で、靖国神社へ行かないことを明言。
ここまで対外的に配慮して、国内向けに配慮はしないのか。
日本にも、第２次世界大戦だけでも３００万人を超える戦死者が出ている。それ以前の日本の戦いを考えれば、それ以上の戦死者が靖国神社には眠っていることになる。
まず、国家の基本として、この国に尽くしてくれたこの国の人間を尊重し大事にすることが、国家としての義務であろう。
過去の政治家が国政を誤った結果の敗戦であろうと、その政治家たちにこそ責任はあろうが、その指導下で戦い、死んだ兵士に何の責任があろう。
それどころか、その責任のある政治家たちの子孫を有難がって二世、三世、四世の政治家として貴種として扱っている。
こんな馬鹿な話があろうか。
国家が、国のために命を捨てた庶民である兵を見捨てて、この国を破滅に導いた政治家の末裔を貴重品扱いをする。
安倍晋三は、誰の孫？鳩山は？平沼は？小泉は？
あの戦争の原因に、途中経過に、そして終わらせ方に、その責任のないと言い切れる先祖を持った政治家は誰？
こんな国家で、果たしてこの時代、この国際情勢をどうするのか。
心底、新しい形のこの国のあり方を考える必要があろう。