「音楽を楽しむ会」1月26日
※H氏より1月26日に開催された「音楽を楽しむ会}の報告がありました。恒例の「音楽を楽しむ会」(東京グリーン交響楽団第30回定期演奏会)に行ってまいりましたので、報告します。今回は、ベートーベン生誕250年ということもあり、交響曲第九番「合唱つき」でした。テレビなどでは何回か聴いてはいたのですが、生の演奏は初めてということで楽しみにしておりました。場所は、サントリーホールです。座席はステージの真横で、楽団を真上から見下ろす感じです。隣がNさん夫妻でした。いつものように指揮者の北原さんの軽妙な語りで座が和み、一曲目のワーグナー歌劇「タンホイザー」序曲の演奏が20分くらいで終わると休憩に入りました。短くてちょっと拍子抜けしましたが、本命の第九がいよいよ始まりました。オーケストラ・合唱団(ソリストはもちろんプロです)ともアマチュアとは思えない演奏でしたが、家ではあまり気が付かなかったチェロとコントラバスの低音の響きが素晴らしかったのと、ソリストのテノール・バリトンそして全員の合唱の迫力に圧倒されました。荘厳な曲調と最後の盛り上げ方はさすがベートーベンと思わせました。第九というと年末恒例の演目ですが、今年は新年早々良い演奏を聴かせてもらって気分が高揚しています。3000円という手ごろな値段で、サントリーホールという一流の場所でよい演奏を聴けるのは、とても幸せな気分です。H氏筆