久々のブログ更新^^;
最近、ちょっと思うとこあって・・・
自分の記憶の片隅に残ってる・・・思い出ってほどではなく・・・
断片的に覚えてることを少し調べたくなり~ググってみようかとw
その第1弾が『中竜』・・・アドベンチャーランド中竜(なかたつ)です
福井県大野市・・・? 市なの? 今は・・・^^;
ここって山奥のイメージしかないけど・・・市でいいんよね?
私が訪れたころは福井県大野郡和泉村でした(20年ほど前の話w)
アドベンチャーランド中竜とは鉱山跡地を見学出来る施設です
鉱山の中、坑道なんてそうそう見れるもんじゃないよね?
結構珍しい施設だったんでしょう^^;
九頭竜ダムから大野市街方面へ
九頭竜川に沿って国道158号線を北へ走ると大きな黄色い看板を目印に左折
九頭竜川を渡って山の中へ・・・一応舗装されてる道路ですw
道幅は2車線分ほどの割と広い道ですが、周りは全く何もない・・・山ん中です
そんな道を走って辿り着いたのは結構拓けた平地・・・山奥のはずなのに平地?
視界の奥には鉱山っぽい工場・・・山際から長いベルトコンベアが工場まで続いてる
その傍らには廃墟となった民家?
映画とかで見る炭鉱や鉱山の街そのまんまでした
とりあえず全然車の止まってない駐車場に車を止めて、ドライブインのような建物へ
そこで入場券を買ってバス乗り場へ・・・バス?マイクロバスですね~
このバスに乗ってさっき視界の奥に見えていた工場の方へ走ります
見えてきたのは鉱山(坑道)の入り口なんですが、パッと見は普通のトンネルのように見えます
が・・・違和感・・・トンネルなら出口が見えたり照明が見えるけど・・・真っ暗?
バスがゆっくり入口を入るとそこからいっきに下り坂~~~結構な勾配を下って行きます
窓から外を見ると・・・壁w 反対側を見ると・・・壁ww
ん?気づいたら・・・無茶ぐちゃ狭いやんかぁwww
そんな狭くて暗い下り坂のトンネルを相当なスピードで走るバス・・・
真っ直ぐ下ってるのではなく曲がりくねってます・・・でも速度を落とさないバス・・・
マイクロバスなんで運転席の隣に座れるんですが・・・正直ビビります;;
普通こういう時って閉鎖された空間に行くことに不安を感じるものですが、
バスの運ちゃんの気合いに圧倒されて、ジェットコースター並みのスリルが味わえますw
変な汗をかきながら到着したのはロータリーになったバス発着場
そこでバスを降りたら・・・涼しい~~~
(ここへはいつも夏に行ってたので涼しく感じました)
見学ルートに沿って歩き出すと・・・本当に坑道なんですよねぇ~
人工の壁ってのがないんです(地面だけはコンクリートで舗装しています)
周りは岩だけ・・・よく見るとあちこちキラキラ光ってるし~~~鉱物丸出しですw
坑道の中ではここで使われてた重機や車、トロッコ、掘削機や削岩機、発破用の火薬等が展示されており、そんな1区画でなぜかウドを栽培していましたw
ところどころ広い空間になっていて、そこではその当時の作業風景を重機等を配置してそのまま展示しているのですが・・・思った以上に広い空間なんです
エレベータもそのまま残されていて・・・一応エレベータには乗れるんです・・・動きませんがw
このエレベータ・・・狭いです・・・床・・・透けてます・・・下・・・真っ暗です・・・
エレベータの説明・・・なになに?直下350m?ん?ちょっか?
ここから下へ350mあるってか? へ~~~ え~と・・・東京タワーが333mやから・・・
なんか規模が大きすぎて想像つかん;;
ってかこの地点で地下120mやしw
最深部は地下何mなんやろ^^;
小1時間もあれば見学出来る広さですが、これって坑道のごく一部・・・
坑道全体では400km・・・? え? ウソやろ?
400kmって大阪からなら神奈川まで行けるで?
順路も終わりに差し掛かったところには小さな土産物屋さんがあって
そこでは鉱石を売っていました・・・ってか誰も買わんやろ?
人の頭ぐらいある鉱石・・・それ重くない?
子供向けに鉱石釣りなる怪しい催しもやってましたねぇ~w
竿の先に磁石を付けてそれを鉱石のプールに投げ入れる
鉱石のプールにはいろいろな鉱石がキラキラ・・・
でも磁石で釣れる鉱石って鉄鉱石しかないよね?^^;
バスの発着場に戻り、今度は一気に地上まで登ります
ドライブインのような建物では食事もできたようで
お土産も売っていました
ここでもやっぱり鉱石売ってるしw
あ~ちなみにここで売ってる鉱石ですが・・・ここで採れた物じゃありません^^;
○○国産って鉱石それぞれに国名が書いてましたw
残念なことにこの『アドベンチャーランド中竜』は2006年に閉鎖されたようで
もう見学することは出来ません。
いつ行ってもお客さんいなかったもんね・・・
日本各地に鍾乳洞は結構あるけど、こういう坑道を見学出来るところって他にあるのかなぁ・・・
本当に貴重な体験が出来た施設でした