本当に欲しかったのは、願いが叶うことではなかった
最近、私は少しずつ「自分の願いを伝える練習」をしています。
これまでの私は、
言わなくてもわかるだろう。
相手を困らせてはいけない。
わがままだと思われたくない。
そんな気持ちから、自分の願いを飲み込むことがよくありました。
もちろん、大人ですから。
すべての願いが叶うわけではないことも知っています。
相手にも事情があり、都合があり、立場があります。
だからこそ、自分の願いを口にすること自体を諦めていたのかもしれません。
先日、そんな私が少しだけ勇気を出しました。
楽しい時間を過ごし、帰る時間が近づいてきた時のことです。
私は心の中で思いました。
「もう少し一緒にいたいな」
でも、その願いが叶わないこともわかっています。
帰る時間は変わらないし、予定も変えられない。
それでも私は、初めてその気持ちを言葉にしてみました。
「帰りたくないな」
口をついた途端に、相手の顔色を確認してしまうのはこれまでの生き方の癖がどうしてもでてしまうから。
でも、その人は顔が曇ることも怒ることもしなかった。
そのかわり、刹那そうな優しい目がそこにありました。
それだけで、わたしは十分だった。
なぜなら、願いが叶ったからではありません。
自分の気持ちをなかったことにしなくてよかった。
恐れを少し手放せたような気がしたからです。
さらに気づいたことがあります。
刹那そうな優しい目は、わたしを否定しなかった。
「そう思っていたんだね」
と受け取ってくれているようだった。
私が本当に欲しかったのは、願いを叶えてもらうことではなかったみたい。
願いを伝えることと、願いを押し通すことは違います。
願いを伝えることは、自分の心を大切に扱うこと。
そして、相手の自由も尊重すること。
その両方ができたとき、人との関係は少しずつ深くなっていくのだと思います。
最近の私は、自分の心の探検家になっています。
モヤモヤした時も、
嬉しい時も、
寂しい時も、
「私は本当は何を感じているんだろう?」
と自分に問いかけています。
すると、その奥にはいつも願いがあります。
もっと理解し合いたい。
もっと心を通わせたい。
もっと安心したい。
もっと大切にしたい。
問題だと思っていたことも、
掘り下げてみると願いだった。
そんなことが増えました。
だから私は今、自分の願いを伝える練習をしはじめたのかも知れません。
叶うかどうかではなく、
まずは自分の本音を認めてあげるために。
それが、自分を大切にすることなのだと思うからです。
🎙️このお話はラジオでもお話しています。
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なぜ、実務支援をしている私が「愛」について語るのか
制度も、お金も、事業も、最後は「人」が動かしています。
不安が強いと、人は動けなくなる。
安心できると、人は本来の力を取り戻していく。
私にとって「愛」とは、その人がその人らしくいられる安心の土台です。
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海老理真(えびりま)エビちゃんについて
行政書士として、
補助金申請・資金調達・バックオフィス業務などの
実務支援を行いながら、ラジオで言葉を通して
「本音に触れ、自分に戻る時間」を届けています。
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