本当に炉の最後の最後でしょう。
「後炭所望」
誰が誰に所望するの?的な?疑問が始まりでした。
先日の五事式の練習会で、チラッと聞いたら
やはり・・・亭主がお客様に・・・だそう。
いろんな所を調べてても、そんな感じで
それ自体、疑問符がいっぱいでした。
今日の茶事で、疑問氷解!でした。
亭主 播磨守さま
半東 わたし
正客 攝津守さま
次客 大和守さま
詰 阿波守さま
攝津介さまがお休みでこじんまりでした。
その分、茶事の進行が早い早い!
本居宣長の菅笠日記に出てくるそうです。
水分神社のお守り?です。
床 円相 無尽蔵 黄梅院 太玄
(小林太玄)
初炭 雉香合 松阪 松古窯(しょうこよう)
肩の部分に松のような羽の重なりが表現されていて
とてもキレイでした。
炭斗 マレーシア、ビンタン島の物入れを見立て
外に点描の模様が有、春らしい
350角くらいで脚付き、大ぶりに思う
羽箒 コウノトリ
灰器 了入 とても小ぶりです。
香 蓬生 山田松
向付 鯛、わさび、海苔
割り醤油
汁 桜生麩、辛子、合わせ味噌
焼物 ホタテのウニ焼き、木の芽
炊合せ 山芋、蓬麩、海老
椀物 穴子の桜もち風、筍
穴子を道明寺で巻いて、桜の葉で包んでいる
桜の花の塩漬け
八寸 ホタルイカ、空豆
小吸物
香の物 たくあん、柴漬け、ふき味噌
酒 にいだしぜんしゅ
福島県 仁井田本家の純米酒
主菓子 木の芽田楽 ほづみ製
求肥にみそ餡と木の芽
茶 藤昔 柳桜園
茶入 撫で肩
仕覆 草花文○○金襴?
後炭 筋半田登場!
この時、客は「あれ?」っと思うらしい
何かある!と気付く
亭主 「どうぞお申し合わせの上、お炭を。」
今回は正客の攝津守さまがされました。
初炭の炭がまだたっぷり残っていて
その上、足したから十分薄茶にも間に合います。
干菓子 麩の焼(春の花の絵)、流水の押し物
河藤製
半東もお席に入って、ご相伴。
亭主もご自服。
播磨守さま、今回で木曜日はご卒業。
来月からは日曜日に参加されるとのことでした。
わたしたちにまで、ご挨拶いただきました。
茶事では水屋方は、ちょっと早めの集合です。
そこで、先生と播磨守さまは言葉だけで
打ち合わせというか、趣向を確認していました。
それで、出来るんや!そうなんや。
そこが、一番の勉強だったかも?
わたしもそこまで行きたいです。(笑)