4月25日(水)茶事 後炭所望 | JANE明日天の『あしたは天気!だ』

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毎日、いろいろあるけれど・・・あしたはきっと天気!だ。

本当に炉の最後の最後でしょう。
「後炭所望」
誰が誰に所望するの?的な?疑問が始まりでした。
先日の五事式の練習会で、チラッと聞いたら
やはり・・・亭主がお客様に・・・だそう。
いろんな所を調べてても、そんな感じで
それ自体、疑問符がいっぱいでした。
今日の茶事で、疑問氷解!でした。

亭主  播磨守さま
半東  わたし
正客  攝津守さま
次客  大和守さま
詰    阿波守さま

攝津介さまがお休みでこじんまりでした。
その分、茶事の進行が早い早い!

寄付  桜ひな飾り(左近の桜)、吉野山おぼこ

画像は拾いものです。
本居宣長の菅笠日記に出てくるそうです。
水分神社のお守り?です。

床  円相 無尽蔵  黄梅院 太玄
                (小林太玄)
初炭  雉香合  松阪 松古窯(しょうこよう)
     松阪萬古だそうで、淡々斎お好み

画像は拾いものですが、全くこんな感じで
肩の部分に松のような羽の重なりが表現されていて
とてもキレイでした。
炭斗  マレーシア、ビンタン島の物入れを見立て
     外に点描の模様が有、春らしい
     350角くらいで脚付き、大ぶりに思う
羽箒  コウノトリ
灰器  了入 とても小ぶりです。
香    蓬生  山田松

向付  鯛、わさび、海苔
     割り醤油
汁    桜生麩、辛子、合わせ味噌
焼物  ホタテのウニ焼き、木の芽
炊合せ 山芋、蓬麩、海老
椀物  穴子の桜もち風、筍
     穴子を道明寺で巻いて、桜の葉で包んでいる
     桜の花の塩漬け
八寸  ホタルイカ、空豆
小吸物
香の物  たくあん、柴漬け、ふき味噌
酒    にいだしぜんしゅ
 福島県 仁井田本家の純米酒

画像は拾いものです。

主菓子  木の芽田楽  ほづみ製
       求肥にみそ餡と木の芽
茶    藤昔  柳桜園
茶入   撫で肩
仕覆   草花文○○金襴?

後炭   筋半田登場!
      この時、客は「あれ?」っと思うらしい
      何かある!と気付く
亭主 「どうぞお申し合わせの上、お炭を。」
今回は正客の攝津守さまがされました。
初炭の炭がまだたっぷり残っていて
その上、足したから十分薄茶にも間に合います。

干菓子  麩の焼(春の花の絵)、流水の押し物
       河藤製

半東もお席に入って、ご相伴。
亭主もご自服。

播磨守さま、今回で木曜日はご卒業。
来月からは日曜日に参加されるとのことでした。
わたしたちにまで、ご挨拶いただきました。


茶事では水屋方は、ちょっと早めの集合です。
そこで、先生と播磨守さまは言葉だけで
打ち合わせというか、趣向を確認していました。
それで、出来るんや!そうなんや。
そこが、一番の勉強だったかも?
わたしもそこまで行きたいです。(笑)