私なりに写真と作品を考えていくと、
何事にもとにかくインプットが足りていない、
そりゃ人生の一番敏感な時期に引きこもりしてて何言ってるか！のあしろです。こんにちはこんばんは。
かといって、一人で行ける時は限られているし、
子ども達を連れていくとまぁ落ち着いて見られない。
とはいえ、息子氏（一応自閉症スペクトラム障害）は生活には支障はないけど
知能（実年齢+2）と発語（実年齢-2） ※いずれも検査当時
なので、こういう表現、エネルギーの出し方もある！というものを肌感覚でなんとなくでいいから感じてもらいたい。
というのもあって、
基本無料系のアートなイベント（ちびまめが限界きても「まぁ無料だししゃーない。」と親も「せっかくチケット買ったのに！」とかピリピリしないで済む←お金の事言うな言われても気になる収入状況）があれば
ちびまめが興味持ってくれたらなるべく連れていくようにしているのですが
まぁ、遊具公園ボールにはかなわない今日この頃。
PENTAX事業部で勤務しながら、
写真作家としても活動をされているという尊敬すべきバイタリティあふれる写真家さんの個展が
まさかの！
まさかの！！
奈良でやるですよ！！！
パパと息子娘を近くの公園にほりこんで、ママちょっと行ってくるわ～～！！！
SNS上でいつもお世話になっているし！
としたら、前日雨……
流石に滑り台、濡れてるよねぇ…
息子「ママについていく！」
娘「にぃにについていく！」
パパ「子ども達見る」
てわけで、まさかの家族皆でドライブがてら寄らせていただきました。
宇陀の高井というぶっちゃけてなかなかの田舎にオサレカフェがありまして、
そこのオーナーさんがかつて安藤さん（写真家さん）とお仕事で繋がりがあって
そのご縁だそうなんですが…
いやはや、そういう繋がりを持てるお人柄うらやましか！！
というわけで、
個展内容は４冊目の写真集からの抜粋で、写真集は全部ゆっくり読めるという構成。
unforgettable words というテーマで活動されていて、
特に何かスゴイ言葉、ってわけじゃなく、
なんとなくふと思い出してしまう何気ない一言、そういったものと写真で掘り下げていくという
なかなか他ではお目にかからない表現手法。
だからすごい絶景ど～ん！とかじゃないし、
よく見るかもしれない、いや、初めて見るかもしれない、
そういう身近で身近じゃないかもしれないさりげない光景を丁寧に撮られていて、
言葉は安藤さんが受け取った言葉のはずなんですが、
そこにある世界は自分の世界もこんな感じだったのかも…
と色んな世界がクロスするような、そういう個展でした。
関東から来られているので、なかなか作家さん在廊がないのですが、
逆に人となりを想像しながら見るのも楽しいかもです。
居心地のいい自然光と木のぬくもりがあふれるフリースペースで、先客が帰られた後は貸し切り状態。
息子がそわそわで隅っこに座ったり落ち着きはなかったのですが、
それも優しく見守っていただき、
息子チョイスの写真集も購入。
ふわふわそわそわしていた割には
多分叱られなかったから
「優しいお兄さんですっごく楽しかった！！」らしく、
宿題の日記にも「最高の１日でした！」と書いていたのにはびっくり。
ここからまたちょっとだけ写真に興味が出たような出ないような息子氏です。
娘は…相変わらずの傍若無人っぷりでした……くすん。
土日と5月5日オープン
5月6日までです
TAKAI.CAFE
奈良県 宇陀市 榛原高井486-1