日月の未来記 「日月神示」岡本天明の予言★ 読んでみた… | 育児と泪とペンタと旦那

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ワーキングマザーの涙の?育児と、写真(主にPENTAX K-S2)と時々旦那観察日記。
お金はないが、愛はある
そして本人オタクです。

コロナを予言してたという予言書があるってよ。

てな感じの印象で届きました
日月の未来記 「日月神示」岡本天明の予言

https://www.amazon.co.jp/dp/4909708030

 

 


ノストラダムスの大予言とかで大騒ぎしていた世代のあしろです。こんにちはこんばんは。


まず最初にすみません。
私、神の存在は否定しませんが、私自身がそれをよりどころにするかというとそうではない人種です。
宗教系の学校に行って、宗教学の時間に「私信じません」と物議かもした生徒です。
そんな人が読んだ感想なんで、気を悪くしたらすみません。

神の存在を感じられる人、信じている人を否定はしません。
突き詰めたところ、世界の始まり、生命の理、それがどうやって生まれたか、ほんの何かの「きっかけ」を説明するならば「神」という言葉しか当てはまらないだろう。
とは思っています。
見えないから感じないからと否定はしないし、できない現象が多いとも思います。

けれども自分はそれを拠り所にして生きる道を選んでこなかったし、
相手に自分と同じ生き方を求めないし(よっぽどの新興宗教じゃない限り)
相手からの善意の勧誘ノーサンキュー。

という立ち位置で生きてます。

ま、無宗教だけど地鎮祭で土地神様には敬意を払って、毎年地元の神社にはご挨拶に行く。
けど祖母が亡くなった時に「え?うち●●宗なんだ」みたいな。
そういういい感じの立ち位置で生きてる日本人です。

そんな私なんで、
岡本天明さんも
日月神示
も存じ上げませんでした。

神道家でもあり、絵画や書など多彩な才能をお持ちの岡本天明さんが(晩年にひんぱんに個展を開くようになったそうな)、
天日津久神社に参拝した折に自動書記現象が現れた!

あ、自動書記って、言うなれば神が下りてきて自分でも何書いているのかわからないけど何かを伝えようとしているメッセージ的なやつだそうです。

コックリさんとかとは違います。

元々霊能力をお持ちだった(戦時中にもそういう神との対話的な役回りを引き受けていたとかどうとか)そうなのと、
芸術的な感性に優れた方なので
他の人よりも何かを受け取り易い方なのかもしれませんね。

先述のように、まったく興味ない人なので、基本こういう系の本はスルーするのですが、
岡本天明さんを検索してみたら、著書のほかに絵画がヒットするわけじゃないですか。
優しいのから激しいのまで、凄いエネルギーの方だなぁと思いちょっと気になっちゃった訳です。


話は戻って、
岡本天明さんには人生で2シーズン自動書記が訪れたらしく、
それらをまとめたものが「日月神示」

で、この『日月の未来記 「日月神示」岡本天明の予言』は、学生の頃からずっと「日月神示」を読み解こうと何度も繰り返し読み続けた北川達也さんが
ある時期からすとっと理解しはじめられた(日月神示自体「肚でよむ」ものらしくそこにすっと入れたそうです)一つの見解です。

北川達也さんは神職者(明階←宮司及び権宮司になるために必要な階位)でもあり、仏教など宗教を超えて研究されている方だそうですよ。

あ、ちなみに、日月神示の読み方や解読は8通り有るといわれています。(しかもまだ全通り解読されていない)

ので「絶対にこうである」と読者が鵜呑みにするのではなく、
この説もある、というスタンスで読んでみるのがいいと思います。




本の進行自体は
数字や記号、簡単な文字などの羅列である自動書記の内容を解読した文章を適切であろう順に並べ直したものに対して、
時折著者の解釈が入る、というものです。

結構紙厚がある用紙でそこそこ分厚いです。


引用に対しての解釈が少な目に感じましたが、
私なりに「肚でよむ」つもりで読んでみて、

納得する部分と、これは北川さんとは違う印象受けるな、って部分と、
これはなんか、解釈添えられてないけど、神が知っている何かを伝えた事ではなく、神が天明さんの思考や深層心理に触れてそれについて答えたんちゃう?みたいな印象を受けるものがあったり。

ぶっちゃけると、コロナを予言していた!!と高らかに謳ってますが、

「三四五」が「みよいつ」なのに「五六七」が「コロナ」で、すぐ次の「五六七」は「みろく」って…。と正直思いました。
前後の解読的に現時点では「コロナ」がしっくりくるのかもしれませんが、
これはあくまで解読者の受け取り方の問題だなと。

北川さんは解読した結果、ワクチンを薬=毒と伝えていると思ったけれど、
これって受け取り手によっては、色々流行っては消えた「これがいい(ホントは危険だったり無意味だったり)」という情報に対しての警鐘とも取れそうです。

こればっかりで全てを知った気になっちゃだめだな、他の解読方法も知ってから語ったほうがいい。という感じでした。


全体的によかった点は、
ザ宗教の本!っぽくなくて読みやすかった。(特定の宗教に誘導するものではなく、むしろここで伝えてくれている神は既存の宗教を壊す勢い、
かといって、伝えた事を自分たちで考えろと言っているけど、こう私を崇め奉れみたいなところはない)

北川さんの解釈によると、一番厳しい時期は過ぎて、もう少し頑張れば世界が開ける(~2026年)

ただし、それには世界の大洗濯が行われているため、
この内容をしっかりと受け止めて、「善く」生きる。

善くの一端は情報を鵜呑みにせずに自分できっちり考えたり、色んな意見の方を相談したり、など。




「世界が終わるぞ~」と脅すだけのものではなく、
そうならないようにしていこうと伝えているものが、
色々あるけれど、その伝えられている行動の根底は「このメッセージを受け止めて、自分で考えて善く生きていけるように行動しなさい」という感じなので、
解釈の違いによるものかなど謎は奥深い日月神示ですが、
意外と前向きに過ごそう、という道を示している内容だと感じました。


いつも通り、今まで通り、
自分で情報をきっちり考えて、
自分が考えうる「徳」を積んでいこうとは思えました。

その他、解釈がつけられてない言葉がたくさんありましたが、
あなたならそれをどうとらえて生きる事に繋げますか?