健康増進施設について聞いてきた | 芦田天文子〜千葉の健康運動指導士のブログ

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週末は健康運動指導士千葉支部研修会の1日。
国際医療福祉大学成田キャンパスで資格更新講習を受けました。


千葉に医大がもっと必要、という事で作られたんですよね!

医学部の他に、看護科、理学療法科、福祉科などがあるようです。

とても綺麗でテンション上がる施設でした。


受けた講習は三つ。

①『健康運動指導士が必要とされる健康増進施設の制度について』(公益社団法人日本フィットネス協会マネジメントアドバイザー永岡裕昭先生)

健康増進施設認定制度の概要とその中で健康運動指導士が担う役割についてご説明下さいました。
やはり健康運動指導士は国からも運動の専門家として期待値が高いということがよく分かりました。24hジムが健康増進施設の申請を受けるには、という気になる疑問についてもしっかり理解できました!

健康増進施設は認定条件の規制緩和で、医療機関併設の42条施設が運動増進施設や指定運動療法施設に参入しやすくなったんです。

最低床面積150㎡→20㎡になったり、健康運動指導士の設置義務を「運動増進施設」として定めた時間帯のみで良い、とされたりで、42条施設を24時間ジムに改装して運用もできそうなんです。

こちら側の論理としては既存のジムを運動増進施設、指定運動療法施設に出来ないかという考え方をしていまいますが

逆パターンのベクトルの方がハードルが低そう。


・24hジム→運動増進施設より
・クリニックなどが運動増進施設開設を考えたときに24hジム型も射程圏内に入ってくるようになる

という事です。
パーソナルトレーニングでの事故多発で、安心安全が求められる世論の中で、メディカルからの参入に追い風が吹いているのでは!?と思いました。前からクリニックさんから運動増進施設のコンサルのご依頼などありましたが、今後もっと増えそうですね。
日本フィットネス協会が申請のお手伝いをして下さるそうなので、ご検討中のクリニックさんは検索してみてください。



そして、これらの施設は健康運動指導士は常勤設置義務なので、どんなタイプの運動指導者でもみんな健康運動指導士ぐらいは取ったら良いと思いますね。

永岡先生の訥々としながらもユーモアのある語り口にファンになりました。



②『運動指導にも活用できるキネシオロジーテープング』(アスレティックトレーナー岩崎由純先生)

岩崎先生といえばペップトーク、ストレッチポール、テーピングの日本における第一人者ですね。
今回は受傷部位をカバーするためのものというより、パフォーマンスを高めるためのテーピングを教えてくださりました。膝の皿を浮かせるキネシオテープ、凄かったな。
参加者同士で巻きあって、ワイワイと楽しく学べました。





③『行動変容を考慮した運動指導法〜運動実施者がやる気を出すための工夫』(アスレティックトレーナー岩崎由純先生)

岩崎先生のペップトークはフィットネスクラブの教育チーム研修でお聞きする機会があり、10年ぶりに先生のお話を聞く事ができて感激です。


内容もアップデートされていて新鮮な驚きがあったのと、以前と変わらない部分は自分が教育に関わるようになった事で新たな見方が出来る様になっていて、自身の受け止め方の変化も大変興味深かったです。

岩崎先生はいつも溌剌としていて元気をたくさんいただけるのと、リスナーを爆笑させたりホロリと泣かせたり、のプレゼンテーションが素晴らしくて勉強になります。
セミナーの天才だなぁといつも感心してしまいます😊

今回は健康運動指導士会千葉支部を取り仕切っていらっしゃる大塚敬幸さんのお誘いで、受付など運営をお手伝いさせていただき、大変勉強になりました。一緒に受付担当をした藤田朋子さんもお疲れ様でした!



ティップネス時代にお世話になった沼尻祐子さんにもやっとお会いできたし、千葉の指導士仲間、濱さん、染谷さんにも会えて大満足。