芦田天文子〜千葉の健康運動指導士のブログ

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千葉の健康運動指導士
芦田天文子のブログ

健康運動実践指導者養成校主任教員研修会に参加して来ました。場所は東京タワーがよく見える御成門ベルサール。





毎年、専門学校の資格試験の要件となる単位を担当していますので学校の代表で研修に参加させていただいています。

主な内容は、本年度の健康運動実践指導者試験の結果と振り返り、来年度の変更事項などの確認がおこなわれます。

それに加えて、健康づくりに関わる国の施策やガイドラインの変更について、策定に関わる先生方から直接お話をいただく貴重な機会でもあります。





昨年はちょうど健康日本21第三次の始まる年で、その内容について宮地先生より。
そして今年は5年に一度アップデートされる食事摂取基準について。
 

食事摂取基準2025(厚労省)


今回の変更のキーワードは、各栄養素の摂取基準について、骨粗鬆症とフレイルにも言及されていること。


骨を丈夫にさせるためにビタミンDやカルシウムの話を私たちはよくしますが、摂取基準に掲載できるほどエビデンスが確かでないので表には載っていないという衝撃(大げさ)

なので、骨粗鬆症の人や予備軍の人は医師に処方されてビタミン剤を飲むのはいいけれど、個人の判断やトレーナーなどがサプリメントを勧めるのはあまり良くなくて、食事で補うように誘導すべきなんだそう。



また、ビタミンなどの微量栄養素については、普通に食事をしている分には過剰摂取は心配することはないけれど、サプリメントを取っている人は本当に気をつけなきゃだめなこと。

耐容上限がない栄養素については、どれだけとっても問題ないんじゃなくて、値を示すだけのエビデンスがないので記載してないだけだから気をつけること。



そしてプロテインについても通常の運動であればなるべく食品から摂る、それは腎臓への負担が懸念されるから。



最後にナトリウム。日本人はWHOの推奨量5g程度を遥かに超えて10gくらい取っちゃっているので、ちょっとやそっとのスポーツなら(たぶんフィットネスクラブくらいの)わざわざ塩を入れたスポーツドリンクなんて取る必要ないこと。




などなど、摂取基準設定の背景をよくお聞きしてきました。



圧倒的に足りてないのは食物繊維らしいので、それだけは意識した食事した方がいいみたいですね。



私たち、足りない方にばかり意識が向いてあれこれ取りたがるけど、大体が過剰で、ほんと普通にちゃんと食事してれば何も問題ないんだなということが分かりました。




一年に一度のこの機会は非常にありがたく、授業だけでなく今後の指導や講演などにも生かして行きたいと思います。

中央区にある日本橋保健センターさまでヘルスアップの講習会を担当いたします!




「疲れむくみ解消!お手軽ボディメンテナンス」

育児中の皆さまの疲れやむくみに効く、ご家庭でできるストレッチやマッサージ、エクササイズをご紹介します。


◼️4月15日(火) 10:15〜12:00

◼️中央区内で未就学児のお子さまがいる保護者の方対象(託児あり)

◼️参加費無料

◼️3月17日より受付開始


疲れがスッキリする方法を実際に動いて学びます。

皆様のお越しをお待ちしています!


金曜日は日本健康医療専門学校の皆さんの卒業式&謝恩会でした!


こちらは柔整・鍼灸の国試組に加えて、トレーナー科が新設されて数年、学生さんの数は少ないものの素晴らしい教育陣を揃えて一流の教育が受けられる専門学校です。


昨夜は4名の卒業生と先生方で謝恩会が開催されました。ご卒業おめでとうございます!


私以外の講師はみんなオリンピック帯同などされている一流のトレーナーや理学療法士の錚々たる方々で、今日はいらっしゃれなかったそうですがJATIの主幹のN先生もいらっしゃいます。私も教わりたいラブ



私はフィットネスクラブマネジメント検定にリンクした授業で「施設・法規」という単位を担当させていただいています。



国家資格者として選定されていますので責任を持って指導しています。今年も2名受験して、1名は合格、1名は実技合格となりました。

本当に真面目で勉強やトレーナーのアルバイトを頑張っていた学生たちなので、合格はとても嬉しいです。



合格率は在学中の学生の将来に大きく関わるほか、入学者に向けても重要なアピールポイントとなりますので拘らなければいけません。

JATIが合格率100%でしたので、私ももっと頑張らねば。



担任のF先生も温かく頼りになる方で、学生たちも本当に安心して学生生活が送れたと思います。

浅草橋と蔵前に程近く立地も抜群で、専門的な教育が受けられる素晴らしい専門学校です。

スポーツ系専門学校をお探しの高校生には是非ご検討いただけたらと思います。