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野田市関宿にあるハンバーガーチェーン、
「ロッキーバーガー」の最後の一店舗でお腹を満たしたわれわれは、
この旅の本題・茨城県内の巨像を目指してさらに北東へと車を走らせました。
到着したのは、「大串貝塚ふれあい公園」というところ。
その名の通り、貝塚が見つかった場所につくられた公園なのですが……
公園入口の建物には大きな損傷が!
なんでもこの辺りにはかつて、「ダイダラボウ」という巨人がいたとか。
これはその、巨人の仕業…?
……んなわきゃない。
ここには今回探していた巨像の一つ、「ダイダラボウ」の像があるのです。
建物の傷み具合は、ダイダラボウにやられたように見せる演出、
かと思いきや、風雪に耐え崩れた遺跡、をイメージしたものなのだとか。
早速、ダイダラボウの巨大な像へと向かいます。
像の近くには、その巨大な足跡にいまや綺麗に花が咲き……という“モチーフ”の花壇が。

ダイダラボウ像は、こちらに背中を向けています。
その姿を見て、鎌倉の大仏様を思い出しました。
なんて声もありつつ、正面に回ってみると、
こちらも風雪に耐えた結果なのか、ちょっと崩れかけているような。
その前に、公園の名の由来にもなっている「貝塚」を見に行くことに。
坂をグッと下っていくと、結構距離がある。
丘を下まで降り切ってしまいました。
そして、なぜか案内が見当たらない。
下りきったところの正面には、木々を境に田んぼがあるのみ。
道は左右に続いています。
右に向かうと、斜面側にフェンスで囲われた箇所がありました。
そこに標柱があったので近づいてみると「国指定史跡 大串貝塚」の文字。
その隣に、説明板が朽ちて倒れていました。
そして貝塚は見当たらない。


もしや貝塚は、再びこの枯葉や土の中に埋もれてしまったのでしょうか?

そのままフェンス伝いに先に進んでみましたが、やはり貝塚はない。
何かに注意を促す看板があるだけ。
ふと見上げてみると、神社のような建物が見えました。
さらに石段、そしてその上にお社がありました。
拝殿には「折居大明神」と神様の名が掲げられています。
時間が遅かったからなのか、普段から開いていないのか、
黒い板が嵌められていて、中の様子を伺うことができませんでした。
後で調べてみたところによると、ここは折居神社といい、
武甕槌命は、鹿島神宮の神様として有名です。
その神様が、東征のためにこの地を訪れたときに、
渾々と湧き出す清水を見つけ、
その水を飲んでつかれを癒したのだとか。
その泉を「折居の泉」といい、
その奥に建てられているのがこの折居神社だったというわけです。
実は、この石段を下った延長上が参道になっていて、
さらにその先に、折居の泉があったのでした。
われわれはその存在を見落としたまま、
もと来た道を引き返しました。








