先日、iPhoneの液晶パネルが全く反応しない状態になってしまいました。
その前に、ちょっと予兆が。
電池が残りわずかになっていたので、モバイルバッテリーで充電しようとしたところ、自動で充電がストップ。
結構雨の降っていた日で、水滴が端子部に入ってしまったことによる、安全機能の作動でした。
そこでいったん電源を落とし、端子部の水を乾かします。
しばらくして、もう大丈夫だろうというところで、モバイルバッテリーを接続。
充電を開始すると、自動で電源がオンに。
iPhoneの場合、充電が開始された時点で電源が入るのを、うっかり忘れていました。
(他のスマホはどうなんでしょう?)
あ、とは思ったものの、どうやら問題はなさそうなので、そのまま充電を続けました。
しばらくして操作してみようとしたところ、全く反応せず。
画面は表示されるのですが、ロック解除のためのパスコードが入力できません。
1回スリープさせて、再度試みても、液晶パネルは全く反応しません。
ちょっと不具合のある状態で再起動したからなのか、水滴が乾き切っていなくてショートが起きてしまったのか……。
友人と会う約束があったのですが、人身事故によって列車に運休が発生していました。大幅に遅れそうだったのですが、そのことについても連絡が取れない。
パソコンは持っていたので、なんとかフリーWi-Fiのあるところを探し出して、SNSで事情を伝えることができました。
そこを離れると連絡が取れなくなりますが、そのまま留まり続けるわけにもいかないので、かろうじて動き始めた列車に乗り、移動開始。
iPhoneを取り出してみるも、やはり操作ができない状態のまま。
電源を入れ直すことができたら、回復するような気がしたのですが、電源を落とすためには液晶画面をスライドする操作が必要なため、これもできず。
電池切れになれば電源は落ちると思いながら、充電はバッチリできてしまって満タン状態でした。
そうこうしているうちにも、次々にApple WatchにiPhoneに届いたメッセージなどのお知らせが溜まってきて、もどかしさは高まるばかり。
……とここで、あれ? と思いました。
このApple WatchはGPSモデルのため、単独でなにかを受信することはできません。
ということは、iPhone自体は機能している?
Apple Watchで、メッセージアプリを立ち上げてみると、中身を読むことができました。
入力は……音声入力がある!
(画像はのちに撮ったイメージです)
これに気付いて、ようやくリアルタイムで連絡を取ることができるようになりました。
そして待ち合わせ場所の最寄駅に到着。
さて、待ち合わせの場所について、URLで教えてもらったのですが、Webサイトが見られない。
やむなく、住所を教えてもらって、町の地図と電柱の住所表記を頼りに、なんとか辿りつくことができました。
今にして思えば、地図アプリは機能した可能性があるのですが、スマホでナビをしなくてもなんとかなることが確認できたのは収穫でした。
それは当然と言えば当然なのですが、この10年あまり、いつの間にかスマホに頼り切りの生活になっていたんだな、ということも思い知らされたのでした。
(そうはいいながら結局、スマートウォッチにもスマホにも、頼った部分があったのは否めないのですが😅)
ちなみにiPhoneですが、再起動させる手段がわかりました。
ボリュームを上げるボタンを1回押す。
ボリュームを下げるボタンを1回押す。
サイドボタン(かつての機種なら電源ボタンだったもの)をリンゴマークが出るまで長押し。
(リンゴマークが出る前に離すと電源オフになります)
これで再起動ができます。
再起動したところ、液晶パネルも無事、操作できるようになりました。
一時は修理に出さなきゃならないかな、と思って冷や冷やしたので、助かりました。
それにしても、なんでこんな、隠しコマンドみたいな操作方法なんでしょう(笑)