自然療法家・石川善光さんのお話を聞く機会がありました。そこで、著書『野菜が毒になる人、ならない人』を購入。
15年前の本なので古本で入手しました。
食材に含まれているのは栄養素だけではないそうです。
まず、それを生かすための酵素があります。
酵素は一時期、これが体に良いものかのごとくしきりに話題になりましたね。(今でも?)
「酵素」とはそもそも何かというと、
生物体内に起こる化学反応の触媒となるたんぱく質
(新明解国語辞典第五版)
だそうです。
定義が広いですね。
酵素を摂っていれば体に良い、という表現がいかにいい加減なものだったかがよくわかります。
この本によれば、食材にはさらに、「凝集素」というものが含まれているそうです。
手元の辞書では凝集素は載っていませんが「凝集」は
一箇所に集まって、一つのかたまりになること。
(新明解国語辞典第五版)
とのこと。
これが血液中で起これば、血の中に塊ができてしまいます。
つまり、害があるということ。
そこで凝集素は、毒と言い換えてもよさそうです。
人は体質によって、食材の栄養素の恩恵を受けるのか、それよりも凝集素の害をより強く被るのか、が異なるそうです。
この本では、80個の質問によって8つの気質に分類することで、体の性格、体質を見出そうというものです。
なぜ気質で体質がわかってくるかというと、気質と体質には相関関係があるから。
出やすい脳内物質の割合によって性格が違ったり、ある状況に対する反応はホルモンのバランスによるものだったりするから、ということのようです。
ただし、質問による自己タイプ分析をやったことがある人はわかると思いますが、自己認識(主に意識による)ものと実際に表に現れているもの(主に無意識による)ものとは違いがあることも多く、本書のセルフチェックで断定できるわけではありません。
しかもここでは大きく8つの気質に分けるだけなので、複数の気質に跨がる可能性もあります。
本当に細かく体質を知りたい場合は、著者・石川善光先生の施設で検査していただくのが良さそうです。
ちなみに自分の分析結果は、「慎重気質」の可能性が最も高そう。
あとは「こだわり気質」「決断気質」「理想気質」の可能性も、同数で出ました。
慎重気質は、普段は冷静だがいつも思考を巡らせているため気疲れしやすい。ストレス発散は紙に書き出して分析するか、カラオケで歌って発散させるのがいい、とのこと。
……けっこう、心当たりがあります。
本書では気質別に、適したハーブや飲み物(お酒も含んで)、食材が載っているので、試してみようと思います。
慎重気質(セロトニンタイプ)におすすめ指数100%の主なハーブ↓↓↓
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