宮城道雄作曲の[水の変態]は後世まで受け継がれていく名曲ですね〜
私が初めてこの曲を舞台で演奏したのは沢井忠夫先生がお亡くなりになる六年ほど前でした。「僕と水の変態弾きましょう」と忠夫先生がおっしゃって下さって
それから10年ほど経ってお弟子さんと弾きました
それからは一度も弾いていませんでした。
なにしろとてもとても、重い曲ですので
半年ほど前にあるお弟子さんが「先生、水の変態を弾いてみたいのです」と。
この方は殆んど趣味程度でお琴を習っていて、歌も歌った事がなく、10年程前に他派からいらっしゃったのですが、現代曲がお好きなようでずっと現代曲をお稽古していましたが、突然「水の変態を」との事で、お稽古始めました
何と声の良い事
この様な形で名曲を弾いてみたいとの思いを、私に言って下さって本当に嬉しいのです
舞台ではチョット演奏が無理でも、やはり名曲は弾いてみたいという気持ちを大切にして、お弟子さんのこれからを考えて差し上げたいな〜〜って思う今日この頃です❣️
