今月の「邦楽ジャーナル 」の特集記事に釘付けとなりました。


全く恥ずかしい事ですが全国唯一、公の機関が主宰する新潟市ジュニア邦楽合奏団 」があることをこの紙面で初めて知りました。


創立して20年もの時を経ているというのに、日本の伝統音楽を育てるためにどの都市も立ち上がらなかったことに大きなショックを禁じ得ません。


これに準じた「浜松ジュニア・ユース邦楽合奏団」、「子ども邦楽合奏団音輪会」が在ることも初めて知りましたしょぼん


記事を読むと運営には多くの人々のサポートなどが必要で、その大変さがひしひしと伝わってきます。

しかし良くぞここまで運営されていることに関心と感動を覚えます。

何をするにも多くの人の知恵と労力とサポートは絶対不可欠ですから。



未来につながる大切な日本の伝統音楽を小さい時から学び育てていくのは大人の役目ではないでしょうか。そしてそれはまた伝統音楽の遺産に繋がるのですから。



私も19歳の時から勿論自分自身も勉強しながらですが、指導者としても少しずつ始めつつ、多くはありませんけれど優秀な生徒さんに育ってくれた人もおり微力ながら貢献はしてきたつもりですが、この記事を読んで個人としての無力さを痛感しております。



昨今の多種多様なお稽古事、カルチャー教室、スポーツ等等で日本の伝統芸を勉強する人が本当に年々少なくなってきています。



私の残りの人生、この様な公の機関に働きかけサポート出来ないだろうか?札幌市は立ち上がってはくれないだろうか?とこの記事を読んでから悶々とした日々を送っている。