チャイコフスキーの昨夜は575回の札響の定期演奏会に行ってまいりました。大好きなバイオリンコンチェルトのソリストは オーガスティン・ハーデリッヒ。30歳。15歳の時全身の60%を火傷をして20回以上の手術とリハビリを乗り越え、奇跡的に復帰した人です。甘いマスクにスラリとした長身で、魅力溢れる演奏でした。五回目のカーテンコールが一度小さくなったと思ったとたんまた更に大きな拍手が鳴り、ブラボーの声も、聞かれました。ヴァイオリン協奏曲のハードな曲を弾き終えてのアンコールがパガニーニのカプリース、溜息しか出ませんでした。