9月8日は中秋の名月でしたがあいにくの雨。翌日は今年最後のスーパームーンを愛でることできましたが、雨がちな今日このごろ。
こんな時にふと思い出して無性に読みたくなるのが、相模なつき先生の「野葡萄浪漫」(のぶどうロマンス)と「ひとりにしないで」に収録の「僕の夢を見てくれ」。
最近オトナ買いしている漫画にうもれて見つからない…そしてまた買ってしまうのでした。
別マに掲載された当時の切り抜きも持ってるはずなのに…
そしてこの漫画2冊を一気読み。
いずれもすばらしいいつ読んでも色あせない読み切りが何編か。
センセイの絵と同じくストーリーもほんわかで、さわやかでいずれも主人公たちに頑張れぇ、と応援したくなる作品。
すがすがしさがただよい、主人公と一緒に心を通わせながらストーリーを読み進めていける快感。女子校の私が味わえなかった共学ならではの憧れもつまってます。
こうやって何歳になっても読んで共感できる作品っていいな、と思います。
以下、少しネタばれ。
「僕の夢を見てくれ」にでてくる古典。当時は、なんの作品だろうと思ってましたが、今はネットで簡単に探せる便利な時代になりました。当時の夢の俗信で、色々な歌に詠まれてるようです。(恋愛以外の歌もありますが)
「伊勢物語」九段「東下り」(昔、男ありけり…の有名な段です)
駿河なる 宇津の山辺の うつつにも 夢にも人に あはぬなりけり
大伴坂上郎女「万葉集」 巻4-724
朝髪の思ひ乱れてかくばかり汝姉が恋ふれぞ夢に見えける
湯原王の妻「万葉集」巻4-633
いかばかり 思ひけめかも しきたへの 枕片去る 夢に見え来し
湯原王の妻「万葉集」巻4-639
わが背子が かく恋ふれこそ ぬばたまの 夢に見えつつ 寝(い)ねらえずけれ
※万葉集は、こちらのサイトがうまくとりまとめてくれています。すごい~!
http://blogs.yahoo.co.jp/kairouwait08/folder/215846.html
また、今回初めて知りましたが(今までは漫画本のこの箇所読んでなかったのかな)、この作品「夏に恋する女たち」をイメージしてたとか!実は私も大貫妙子のファン。この曲もカラオケでよく歌いますが、今後この曲を歌う時には、「野葡萄…」を思い出しそう。

