去年の12月、本屋の店頭に興味深い本が積んでありました。
東川篤哉著「謎解きはディナーのあとで」(小学館)。
漫画を思わせる、親しみのあるカラフルでおしゃれな表紙。そして、目にとびこんできたのは、「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」の帯文句・・・”黒執事”セバスチャンになじみのある私にはすぐにこれは、”執事”口調だな、と。 版数を見ていると初版は2010年9月、そして店頭の本はすでに第6刷を重ねている。それなのに、店頭平積みとは一体!
そして私はすぐに出来たばかりの古本屋へ走り、本をGetした次第。(本屋さんごめんなさい・・・だって、200円だったんですもの)
東川篤哉著「謎解きはディナーのあとで」(小学館)公式サイト :
→な、なんと執事の声が、黒執事II クロード役 櫻井孝宏さんです。完全狙ってるでしょう・・・
その本がこれまた遅ればせながら、本日放送された「王様のブランチ」で特集されていたのでこれは書かずにはいられない・・・
昨年末からさらにうなぎのぼりで57万部を突破。表紙イラスト、短編、執事もの、そして番組でもライターさんが解説されていましたが、事件発生→主人公による謎解き失敗→執事が解決(テロップ違ってたけどざっとこんな感じ)という毎回のお決まりパターンの安心感。執事の謎解きが水戸黄門のまさに印籠みたいなラストへむけての安心感があると分析。なるほどぉ。
そして作家さんご本人がなぜウケているのかを解説。ミステリーのサイクルで考えると、ユーモアミステリーのタイミングが今、なのだそう。(ミステリーにはサイクルがあって、60年代 本格派ミステリー、70年代 松本清張に代表される社会派ミステリー、80年代 赤川次郎を代表とするユーモアミステリーがあったと90年代 本格派→2000年 社会派→そして2010年 ユーモア、だと。歴史は繰り返すんでしょうか。)
まだまだブーム、続きそうですね。
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