突然ですが、動物の5つの自由をご存じですか?

あしねこではこのようなポスターを譲渡会にて掲示しています。

(ブログ文末にもあります)


動物愛護の観点から国際的に認められている動物福祉の指標です。


①飢えや渇きからの自由


②痛み、負傷、病気からの自由


③.不快からの自由


④. 恐怖や抑圧からの自由


⑤. 正常な行動を表現する自由



あしねこ地方ではめったに見かけなくなりましたが、外飼いの犬を庭の隅に繋ぎっぱなしで散歩も連れて行かない、糞尿が散乱している、いつ変えたかわからない苔の生えた水、又は飲み水が空っぽ、ご飯をきちんと与えていない、雨風が凌げない、日差しを遮る場所がない


猫ならば充分なご飯や清潔な水を与えない、締め切った室内で日も当たらず、夏場にはエアコンも使用せず熱中症にさせる、キャリーや狭いケージに入れっぱなしで自由を拘束



不衛生な環境でお世話しきれないほどの数まで動物を増やすホーダー


などは①,③,⑤に当てはまりますね。



大声で怒鳴ったり虐待を加えて恐怖心を与えて動物をコントロールしようとするような行為は④

 


これらは人の目に付く事も多く、飼育放棄や虐待案件として扱われる事もあります。



では、②はどうでしょう?

あきらかに具合が悪かったり怪我をしているのがわかっているのに病院に連れて行かない。



本人も把握していない不特定多数の猫へのばら撒き型の餌やりさんや、自分のお世話できる頭数以上の猫を集めてしまうアニマルホーダー気質の人によく見受けられますが、



【自然のままが良い】

とか

【野良猫だったから】

とか

【私の猫じゃない】


とか言って必要な医療にかける事をしない。



餌やりさんからの相談で最も多いと言っても過言ではないくらい医療に関する相談は過去にも何度もありました。



何らかの理由で負傷し、感染症を起こせば最悪死んでしまう事もあります。

猫風邪だって拗らせれば重篤化しますし、一刻を争う病気もたくさんあります。



それを知っているからこそ、見て聞いてしまったら私たちボランティアは放っておけず、身銭を切り通院する方がほとんどだと思います。



お世話をしている猫が病気になったりケガをしてしまったら、どうかそのまま死を待つなんて悲しい事はせず、出来る限りのことをしてあげてほしいと切に願います。



突然知らない人(ボランティア)に連れて行かれ慣れない環境に入れるよりも、信頼する人の側に居れたら猫だって安心できるでしょう。



この寒空の下、動けぬほど衰弱した子を放置すれば凍死します。


『どうせ死ぬから』


という考えではなく、痛みがあるなら取り除いてあげる事が出来るかもしれない。

少しの治療で回復できるかもしれない。



たとえ助からない病だとしても、その子にしてあげられる最期の愛情をかけてあげてください。

冷たい地面に横たわるその子を見て見ぬふりしないでほしい。



飼い猫も同じです。

過度な医療を勧めているわけでも無理な延命を勧めているわけでもありません。



痛みや苦痛に苦しんでいる子を放置しないでほしい。

命あるものに関わる人間の責任として、どうか温かい手を差し伸べてあげてください。

命の重さは皆平等であるのだから…


 

 

譲渡会のお知らせ

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ぜひ会いにいらしてください

次回ユアペティア平塚店様

💝2024年 2月 11日(日)🌹

 

 

 

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近年はわずか4ヶ月齢ほどでの発情、妊娠も認められており、若齢での早期不妊手術が
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お気軽に譲渡会会場のメンバーまで
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