たまに
耳カットがあるのに妊娠しているようだ
というご相談があります。
ほとんどの場合は耳カットに見えるケンカ傷
偽さくらねこであったり、
お太り様の大きなオスであることが大半ですが、中には本当に術済みの猫に発情が見られる事があります。
前団体の頃に2例、実際に経験しました。
1例目は保護された猫さんで、不妊手術を受けたにも関わらず発情期のような兆候が見られました。
手術を受けた病院ではありえないと一蹴されてしまい、違う病院で検査をし開腹したところ、卵巣が取りきれておらず再手術となりました。
2例目はメンバーKさんが保護した猫で、不妊手術のため開腹したところ卵巣だけが摘出されて子宮が残っていた状態であったため子宮も取っていただきました。
その後発情の兆候が見られたため再度受診し、再手術となりました。
開腹するとやはり取り残した卵巣が残っており、先生に綺麗に根元まで取っていただきました。
以前に受けた不妊手術で卵巣の取り残しがあったのでしょう、子宮を残している場合は妊娠の可能性がありますので非常に恐ろしい事です。
卵巣は肉眼で見えないレベルの細胞が腹腔内に落ちてもそこから再生するそうです。
再生って…恐ろしい…
鹿児島の濱崎先生のインスタに投稿がありましたので転載させていただきます
獣医さんのお話はわかりやすくて勉強になります。
かごねこさんより
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次回 2023年 2月 12日(日)
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知ることで救える命があります