TNRが済み、近隣の住民の方が猫たちのお世話をされている地域の方より、地域猫として暮らしている子が倒れていると個人的にご相談がありました。

(緊急事態で写真撮れませんでした)



調べてみたら、2019年にTNR済みの茶トラの男の子でした。





近隣の住民の方にお世話をしてもらい、すっかりお太りになられ、元気に過ごす姿を度々見かけていました。



発見時は低体温も起こし一刻を争う状態です。
先生に連絡をし、すぐに受け入れていただきました。


腎臓の数値は見た事ないくらい高く、黄疸を起こし嘔吐している事から毒物の可能性もありましたが、オシッコが詰まりあわや膀胱破裂寸前というところだったそうです。


閉塞解除後、カテーテルからは真っ赤な血尿が出続けたと伺いました。



尿道閉塞を起こしたら時間が勝負です。
外猫さんたちは家猫と違い24時間行動を把握する事ができません。


この子は1〜2日帰って来ず、発見されたときにはすでに行き倒れている状態でした。
おしっこが出なくなると急性腎不全、尿毒症を起こし最悪は死に至ります。


特に冬は増えると言われる猫の下部尿路疾患、
地域猫が複数いる場合、お外の子ではトイレの回数を把握するのも難しくなります


外猫の尿道閉塞に関わったのはこの子で2匹目ですが、いずれの猫も


・普段いる場所にいない

・呼んでも来ない

・ご飯の時間にも帰って来ない

・食べない

・吐く

後脚に力が入らない←一刻も早く病院へ!


というような前駆症状が出ていたそうです。


『自由な外猫だからストレスないわね』


なんて言われる方もいますがそれは大間違いで、外敵から身を守り、事故や怪我と隣り合わせで、意地悪な人間だっている。



そんな環境で暮らす外猫たちです。

調べていないので発見されないだけで、閉塞の原因の一つである結石がある猫も多いのかもしれません。

太っている子はさらに危険因子です。



飼い猫と違い、人に慣れていない子も多いです。

こまめな観察や通院ができない分、外猫たちのお世話には気を使います。



普段と様子が違う時は特に要注意



信頼する先生のもと、今も頑張っています。

がんばれがんばれ!

元気になって帰って来れますように。


自発的に食べないため

強食していただいています



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