あしねこのメンバーさんたちは各自捕獲作業に入ります。
立ち上げ間もないこともあり、あしねことして一斉で入る現場はまだありませんが、個々で対応している捕獲の現場は365日進行形です。
先日、市内H地区にてNさんが以前より関わっているお宅にて捕獲に入りました。
なかなか難しいところが多々ある現場ですが、Nさんが根気強く関わり対応してくださっています。
昨年には、こちらの現場から保護の子猫たちも里親様のもとへ巣立っていきました。
Nさんからの報告です。
5月末に軒下に居着いてると相談があった成猫2匹と仔猫4匹の一家がいます。
巡りめぐり相談者宅の1部屋に収容することができ、観察してもらいましたが、成猫2匹のうちどちらが母猫かわからないと言うので離乳を待っていました。
ここにきてやっと時期が来たのでまず成猫1匹の手術を済ませました。
来週もう1匹の成猫を手術予定です。
成猫は状況次第で2匹、子猫4匹は初期医療を済ませたら里親募集予定です。
来月の譲渡会には子猫4匹が参加出来ると思います。
子猫たちも無事離乳し、先に避妊手術を受けたメス猫。
もう1匹の姉妹猫と共同で子育てをしていたようです。
姉妹猫の仔猫達にお乳を吸わせていたようで、彼女は保護される前から姉妹猫と行動を共にし、生まれたばかりの仔猫達を交代で世話しているところを見てきました。
保護後も変わらずよく世話をし、時にお乳を吸わせてもいたので、
『もしかして2匹のメスがそれぞれの子を一緒に保育しているのか?』
っと思っていましたが、獣医さんの診立てでは間近で出産した状態ではないが確かにお乳を吸わせてきた形跡があると
大切な家族のために母性を目覚めさせた、が真実なら、とてつもなくやさしい猫さんなのだなと思います。
しっかりと術後の管理をしてもらえる場所では成猫は基本リリースですが、それが難しい場所や人馴れしていて危険と判断した場合には保護をします。
子猫シーズンにおいては特に、私たちのようなボランティアは皆キャパいっぱいいっぱいでの活動をしている事が多く、保護が必要な猫はいるけれどなかなか隔離できるスペースを作れないというのが現状です。
隔離ができない環境で無理をして保護を続けれは衛生面でも問題が生じてきますので、感染症を蔓延させる事にも繋がります。
あしねこにはシェルターがありませんのでメンバーさんは皆限られた保護スペースの中で精一杯活動を続けています。
みんなが良いご縁に恵まれ、幸せへと巣立っていく事ができるように日々お世話を続けています。
来月も、お盆中ではございますが第2日曜日に譲渡会を開催いたします。
ぜひご家族皆様で保護猫たちに会いにいらしてくださいね
■あしねこからのお知らせ■
■譲渡会のお知らせ■
様々な環境から保護された猫たちが
ずっとのお家を探しています
ぜひ会いにいらしてください
※譲渡に際し、
当団体の定める譲渡規約がございます
当日は猫を連れて帰ることはできません。
後日こちらからお届けに上がります。