卒業
と聞いて最初に思い浮かぶのは、私の場合
尾崎豊の「卒業」かな。
高校生のとき、ラジオから流れてきたその曲を始めて聞いた時の衝撃は今も覚えてる。











息子の学年の卒業式があります。
それを考えるだけでザワザワして
先月までは
「どうやって乗り切ったらいいんだろう」
「何も考えちゃダメ!」
と思っていました。


ところが、
世間は新型コロナウイルスで騒がしくなり、
学校は休校になり、
学年末の雰囲気はなくなってあまり考え込まなくてもよくなり、
さらに、
卒業式は先生と生徒のみで保護者は参加しない簡略化になるそうで…

正直なところ、
「ザマーミロ!」と思わずにはいられませんでした。




人間できてないので…











仲の良かった子もいるし、
泣いてくれた子もいるし、

がんばったねって
卒業おめでとうって
お祝いしたい気持ちもあるんです。


でもどうしても「ザマーミロ」が勝ってしまう。

これではいかん!

息子はそんなことは望んでないだろうとは思うのだけど。

いっそ、お祝いしたい気持ちを固定するために祝電でも送ろうか?と考えたのだけど、やはりそれは何か違う。





結局のところ、

私は、

「一緒に卒業させてあげたかったんだ」

ということに気がついた。

君に「卒業おめでとう」って言いたいんだって気がついた。





だから、

形あるものではないけど

気持ちだけは受け取ってね

お祝いしよう