いつも教育委員会と一括りに言っていますが、
そもそもどのような組織なのか、
はっきりと言える人はどれほどいるでしょう。

あくまでも私がこうじゃないかと思っているものなので、もし、違いますよというところがあれば、教えてください。

私のブログでよく登場する「教育委員会」「市教委」は、公立中学なので市の教育委員会の事務方のことです。
元教師が多いと認識しています。
噂では
教育委員会に行く人は出世コースだとか、
反対に先生としてはイマイチだから教育委員会にいるんだという話もあったりします。
どちらかというと、校長までやった人やステップアップする人が多いと感じます。
私たち保護者が関わるのは、そういった経験のある事務方の人たちです。
それ以外にも、建物を担当する部署、図書館、生涯学習などの社会教育も教育委員会の中にあります。



では、教育委員会の委員と呼ばれている方は、一体、だれ?

自治体で違いはあると思いますが、
私の住んでいるところでは7人の委員がいます。
有識者や学識経験者、元PTA会長、タレントもいます。今のところ教育長以外の方にはお会いしたこともありません。
それぞれ任期があり、議会で承認されないと委員に任用されません。
この委員会が月に一度会議をして、さまざまな事項を決定しています。例えば、教科書はどこのを使うとかですかね。会議内容はweb公開されていますので、一度見てみるといいと思います。




前置きが長くなりました。



昨日、その教育委員会委員を代表して
教育長が来ました。大きな花とお供物とともに。

お花はいただくことにしましたが、お供物はどこかに寄付できればと考えています。


主人は何しにくるかなんとなく知っていたようですが、
私は、弁護士に言われた通り「弔意を表しに来る」だけだと思っていたんです。考えが浅いですね。

教育長は謝罪をしに来ました。
学校生活にかかわる複数の要因ということで、本当に申しわけなく思っております。深くお詫び申し上げます。本当に申しわけございませんでした
と言いました。


そして、3年連続で事件が起きていることもあり、
自ら学校の総点検を行うそうです。
教育長は普段、校長に指導するそうですが、
それをあの学校の個々の教師に対しても行うと。


やっているのに、取り組んでいるのに、起きてしまう事件。
どこに原因があるのか総点検をすると私たちに約束しました。

今更ですか?とも思います。
もっと早く、あの学校の体質、先生の意識を変えていれば、
もっと早く息子の報告書が公表されていれば
こんな悲しいことは起こらなかったかもしれない。

総点検をするのなら
教師だけではなく、
大人をよく見ている子どもたちの意見を聞き、
保護者も巻き込んでほしいとお願いしました。

そして、本気で変えたいと思うなら、私たちは協力を惜しみませんともお伝えしたつもりでいます。

学校の伝統なんて必要ない。
新しい学校を作ってほしい。
あの教育長にどこまでできるのか、一抹の不安はありますが…。

実りある時間でした。


あとは公表です。
もう少しがんばります。