やめて欲しいことって子どもが成長すると増えますよね。
ティッシュを空っぽにするとか、鍵を持ったら離さないとか、スマホを触って危うくデータ消去されそうになるとか、財布や鞄を開けようとするとか。
どれも、これもやられると、「あーぁ。だめー」となりがち。
できるだけ子どもの手の届かないところへと上げていきますが親の想像を超えて来るのが子ども。
危険を顧みず台に乗ったり、めいいっぱい背伸びをしたり。
ハラハラすることが沢山です。
そんな時に思い出すのは保育士だった頃の研修で言われた言葉。
「代わりのものを用意してあげればいい」です。
ティッシュを出されるのが困るなら布切れをティッシュ箱に入れる。トイレットペーパーなら芯に布を貼って遊ばせるなど。

これまではただ、代わりのものを用意してあげるとしか考えていませんでした。けれども最近気がついたのは『親も子どもも注意されたくないのは同じ。だから極力注意しなくても良い方法を取ればいい」と言うこと。
大人も、子どももダメーと言われて喜ぶ人はいません。
言葉がわからない子どもでも雰囲気は分かるでしょう。
だからこそ、言わないで居られる環境を作ることは言う親にとっては疲れないし、子どもにとっては楽しく大人の真似ができる。

そう言うことなのだとさっき気がつきました。
だから、代わりのものを用意してあげる意味があるんだって。

これからは、もう少し深く考えて(何が欲しいとか)手助けできるようにします。

ちなみにスマホや財布は手の届かない所にひとまとめにしています。