こんにちは、爪切りナースの大原です。

 

爪の悩みの中に、「咬爪症(こうそうしょう)」があります。

名前の通り、爪を咬(か)む癖で爪が極端に短くなる、爪の先端に歯型があり、ギザギザしているのが特徴です。

 

アシモトライトは、手にとどまらず足の爪も過度に触りすぎて、足爪が変形してしまった人、巻き爪や肥厚爪へ移行して日常生活に支障をきたして困っている人から相談を受けます。

 

爪噛みは、「やめたくてもやめられない」から辛いですよね。

 

でも、この悩み「爪以外の代償行動を見つける」という方法で解決するかもしれません。

 

なぜなら、自分に合う代償行動を見つけると爪を触る時間が減り、ダメージを負った爪を一時的に修復できるから。

この記事では、爪噛み癖で悩まれている方のために、爪噛み癖の原因や症状、ケア方法をお伝えして悩み解決の糸口になればと思います。

 

【目次】

爪噛みクセ、咬爪症(こうそうしょう)とは

爪噛みクセの原因
爪噛みクセの症状と悩み
爪噛みクセのケア方法

 

 

爪噛みクセ、咬爪症(こうそうしょう)と

 

 

3歳以後にはじまり、若者から高齢者まで広い層で見られます。

足爪の場合は、噛むよりも爪切りや手でむしる行為がやめられず、爪が小さくボロボロになり、進行すると肥厚爪や巻き爪、炎症をおこし痛みが生じます。

 

爪噛みクセの原因は3つ


・環境の変化。
・ストレス、イライラ、不安があるときに爪を触ってしまう。
・完ぺき主義の性格傾向がある(と考えられている)。
 
・環境の変化
入学式や引っ越し、就職など社会的環境の変化がきっかけとなって爪を触るクセがはじまる場合があります。
 
・ストレス、イライラ、不安があるときに爪を触ってしまう
欲求が満たされないとき、目標が達成できない場合に、爪を触るという行動で欲求を満たそうとします。部活や進学の悩み、体調不良や人間関係の悪化など多岐にわたります。
 
・完ぺき主義の性格傾向がある
エネルギーを発散できないときに自分に刺激を与える一時的な行為で、イライラや短気を抑制するためのプラスの代償行為として必要な場合があります。
 
 
 

爪噛みクセの症状と悩み

お客様の悩みで多いものから順にあげると、
 
・「爪がボロボロで他人に見せられない」
頻回な爪噛みや爪いじりで、爪に歯形がついていたり、爪が伸びない状態。

夏場も素足になれず、長い間コンプレックスとして抱えて辛いです。

 
・「もとの爪に戻せない」
爪が変形してきたのですが、どこに相談していいか分からない。
 
・「爪が皮膚に食い込む」
先端がガタガタで、伸びてくると皮膚にあたって痛い。
 
・「治癒→悪化を繰り返しています。」
爪を触るのが快感やストレス発散につながるので、治っても、再び爪をいじってしまいます。
 
・「足を踏ん張ることができない。」
本来の爪より、かなり小さくなっているので、爪としての機能を果たせず、ふんばる力が半減します。
 
 
爪噛みクセのケア方法
時々、爪をかんでいるだけなら心配はいりませんが、日常生活に支障をきたすくらいになると大変ですよね。
 
・ヤスリを使用する
自分専用のヤスリを購入してもらい、一時的に爪を滑らかにして引っ掛かりをなくします。むしった後のささくれが気になり、爪いじりがいつまでも終われないという相談がありました。ヤスリで気になるささくれをなくし、短くなりすぎないように予防します。
 
・義爪(プロテクト)の装着
一時的に爪が正常に成長するまでプロテクトを装着します。
 
・足や爪を大事に扱う
爪周囲をしっかりクリーニングし、保湿して健康な爪が生えてくる環境を整えます。
 
・お話を聴きます
アシモトライトの場所は、日常生活から離れ、自然の音が聞こえる静かな環境ですので、頭を整理し、不安の軽減や対処行動を考えらえるよい機会です。
 
・代償行動を見つける
心療内科の先生やナースの友人、当事者から聞いた「爪以外のストレス対処行動」の例です。
 
・毛抜きで毛を抜く
・ゲームをする
・まつげをぬく
・枝毛を切る
・ヤスリだけで爪を研ぐ
・深呼吸する
・甘いものをたべる
・コーヒーを飲む
・タバコを吸う
・走る
・ストレッチ
 
などがあり、爪を触る時間が半分になれば、それだけダメージが減ります。
 
 
まとめ
爪はいじってもいいです。
ただ、現在は爪にダメージがあるので爪以外の方法を見つけましょう。
 
アシモトライトでは、足と心の健康をめざしています。
家の土台と同じように人間の足の基礎にあたりますので、爪の悩みは、ぜひ専門店にご相談ください。
 
京都府北部での足爪のお悩みは、アシモトライトまでお気軽にご相談ください。
ナース大原 090-9056-1563