2015年 櫓(やぐら)新調 | 芦刈山

2015年 櫓(やぐら)新調

芦刈山の櫓(やぐら、胴組)を新調しました。

櫓

現在の櫓は幕末のどんどん焼け(禁門の変、蛤御門の変、
元治元年7月19日(旧暦)→1864年8月20日(新暦))で罹災したあと、
明治5年(1872)に再建されましたが
近年、傷みが激しく、平成27年(2015)、143年ぶりに新調され、
7月17日の巡行に舁(か)き出されます。

芦刈山は元治元年(1864)の巡行のあと、
消失したために、翌年の慶応元年(1865)は
先祭のすべての山鉾同様に巡行には参加できませんでしたが、
翌年の慶応2年(1866)から7年間は
唐櫃(からびつ)に御頭を収めて巡行したそうです。