もともと持っている知識が、模試や入試で役に立ってしまうケースについてこのブログでは何回か紹介させてもらっていますが
今年の共通テスト6Bについても、同様のことが言えそうですね。
2021年のノーベル医学生理学賞が、カプサイシンと、その受容体がなんだかんだっていう話だったと思うのですが(手抜き)
今年の共通テスト6Bを読んでいて思ったことは、あれ?これって数年前のノーベル賞で話題になっていたやつかな?
という事でした。
塾の先生をやっていると、いろいろな学部を目指す生徒さんの指導をする機会があります。
医学部を受験するとなれば、面接の練習も必要になるケースが多いです。
すると、当然我々は、そっち方面の知識もある程度は持っていなければならず
ノーベル賞の受賞内容などについては、当時、ネットで読んでいました。
常にそういうアンテナを張るのも仕事なのです。
医学部を受験する子たちは、医学系の英文を読む事も多いでしょうし、医学系のニュースに敏感だったりします。
そうでなくても、
もともと知的好奇心にあふれている子は、高校生でもかなりの博学で何でもよく知っています。
生徒から教えてもらう事も非常に多いです。
イメージは東大王です。
以前、栃木高校に通う塾生が進研模試で英語9割を越えて、学年1位を取ったことがありました。
同学年にはネイティブで、家でお父さんと英語で会話をしている子がいたのですが、彼を負かして学年1位を取りました。
1位を取れた理由は、「長文のテーマを最初から知っていた」からだと言っていました。
そして、彼は「ネイティブの子によりも僕が高い点数を取ってしまうなんて、テストがダメですよね」というような謙虚な子でした。
じゃあ、どうやって、そういった入試に出るようなテーマを身につけていけばいいの?
って話になってしまいますが
YOUTUBEで Ted を見るのがおススメです。
Ted ed というのが、5分で見られて良いと思いますよ。
英語音声、英語字幕で見ると知識を身につけるだけではなく、英語力そのものも鍛えられると思います。
これは東北大学の二次試験でも出題されました。
この英語版は塾の面談席にも置いてあります。
Ted で扱われている内容が2~3年後に入試に登場するというかもしれないと思いつつ
楽しんで見て下さいね。