みなさん、こんにちは。

 

私個人の話になりますが

 

私自身は底辺進学校、もしくは進学校とはもはや呼べない普通科の高校に通っていました。

 

当時の偏差値は55程度だったはずですが

 

今は偏差値50あるかどうか分からないような高校になります。

 

そんな底辺進学校に進学した私ですが

 

1年生の時の担任の先生が今でも一番尊敬している学校の先生なのですが

 

花島靖文先生と言う若い先生で、もともと新田高校(今の新田暁高校)で指導をされていた先生でした。

 

新田高校から大学進学者を出したという実績を買われて、私のいる底辺進学校へやってきたという噂がありました。

 

若くて、勢いのある強い先生で、私にはカリスマ講師に見えていました。

 

花島先生が最初に私たちに伝えたことが

 

「君たちは、二流もしくは三流の高校に進学した。大学に行きたければ、死ぬほど勉強しろ」という事でした。

 

私は、そういわれて、素直に「よし!やるか!」と単純にメラメラ🔥とやる気を出していたのですが

 

やはり底辺進学校。

 

そのあとの休み時間でクラスの友人みんなが口を揃えて

 

「うぜぇな」とか「うるせぇな」とか言っていて、まったく響いていませんでした。

 

周りの様子を見て、私自身我に返ってしまい、やる気を出した自分が間違っていたのかガーンと思ったものでした。

 

花島先生の話は以前どこかでブログに書いたんでしたっけ?

 

定かではありませんけど

 

花島先生が、

 

「この高校から大学に進学できるのが上位100名だ!」(←当時は1学年376名)

 

しかも、その100名のほぼ全員が私立大学に進学していて、その合格者の多くが「国立クラス」から出ている。

 

だから、おまえたちは最終的に国立を目指さないとしても、国立クラスを志望しろ!

 

と、言ってくれました。

 

というわけで、私は国立文系クラスを選択し、その関係で最後まで数学をやらされたのですが

 

(校内では)レベルの高いクラスに在籍することが出来ました。

 

実際に、うちのクラスには学年の上位者が多数在籍していたので、花島先生の言うとおりだったのかもしれません。

 

みなさん、少しでもレベルの高い高校を目指されると思いますが

 

高校に入ってからも同じなんです。

 

少しでもレベルの高いクラスに入った方が有利です。

 

レベルが高いクラスに行くと、みんなが勉強しますし

 

偏差値が高いほど、自制心が強いです。

 

先生がいなくても黙って勉強する子が多くなります。

 

テスト前になれば、気持ちを切り替えて勉強できるのが学力上位層です。

 

たとえ、余計な科目をやることになるにしても

 

環境が良い方が大学受験では有利になると思います。

 

私も塾講師をやって20年以上になりましたけど、花島先生と意見は同じになりました。

 

☆☆☆

 

リアルな話になりますが

 

某高校の3年生の子に聞いた話です。

 

某高校の3年には上位クラスが2クラスあり、その他が一般のクラスになります。

 

情報を提供してくれた子は、一般のクラスの中の国立クラスになるのですが、推薦で大学進学が決まっている子は少なく、12月末でもみんな黙って真剣に勉強をしていると言っていました。

 

一般のクラスの中の私立クラスの子の話になると、ほぼ全員がどこかに推薦で大学進学することになっていて、決まっていない子がレアな存在になるそうです。

 

12月末の現状で

 

国立クラスの子はまだまじめに勉強をしていて

 

私立クラスは、もはや勉強する雰囲気にはなくて、少数のこれから受験を控えている生徒がイライラしているとの事でした。

 

実際に、先日の共通テストの会場でも休み時間に廊下で騒いでいてうるさかった、と他の高校の生徒さんが言ってました。

 

先に進路が決まった子こそ、周りの受験生に気を使って欲しいですね。普通の子は大丈夫なんですけどね、一部の輩が迷惑行為を働きます。

 

日本史のテストでは開始早々寝た子もいたそうです。

 

ほんと、周りに対する思いやりが欠如してます。

 

それぞれの高校の先生にお願いがあります。

 

もう受験する必要のない子たち、特に受験する意欲のない一部の子たちに共通テストの受験を強要するのをやめませんか?


共テ受験は、意欲がある子だけにするべきです。(断言)

 

全員がうるさいわけではないと分かってるんですけど

 

「推薦で決まった(一部の)やつらがうるさい」「(一部の)指定校が試験開始早々寝てた」っていう話を聞きますよ。

 

真面目にやってる子たちに失礼です。

 

受ける意思のない子に受験を強要するのはやめてください。無意味、無意味どころか害悪です。

 

私の教え子で進路が決まっている子に、そんな子は絶対にいないと断言できますけど

 

試験開始早々、一生懸命人生を賭けて勝負をしている受験生の隣で居眠りをするようなエセ受験生を共通テスト会場に侵入させないように、各高校の先生、対応をお願いします。

 

「お前のために早く来いと言ってるんじゃない、周りのために5分早く来るんだ!!!」荻野先生の言葉です。

 

人生を賭けて受験に挑もうとしている受験生の隣で、開始早々居眠りをするそこのオマエ!!!

 

俺はお前が大嫌いだ!!!

 

 

国立クラスから、国立、私立大学も含めての合格が集中しているという話を聞いたときに、私の高校時代の話を思い出しました。

 

国立クラスにいる子たちが私立大学に受かり

 

私立クラスにいる子たちは、どこにも受からない。

 

結局、国立クラスには学力上位が集まりやすく、結果的にクラスの雰囲気も良くなります。

 

偏差値が高くなれば高くなるほど、いじめも減ると言われています。

 

たしかに国立クラスに進学すれば余計な科目を勉強せざるを得なくなるかもしれませんが

 

入試で使うわけではない科目は、それほどガチに勉強をする必要がありませんので、赤点スレスレでOKです。

 

勉強するのが普通と言う環境に身を置くことが、受験では有利だと思いますので、私であれば私立志望であっても、国立クラスに身を置くことをお勧めします。

 

ちなみに太田高校には私立クラスが、そもそもありません。

 

じゃあ、私立大学への合格実績が、足利高校と比較して劣るかと言えば、そんなことはないですよね。

 

むしろ太田高校の圧勝じゃないですか?

 

むしろ私立クラスすら存在しない高校であっても、生徒の質が高ければ結果的に私立にも受かる傾向が高いことを示していると思います。

 

大学受験をするうえで大切なのは

 

その雰囲気、環境

 

空気なんですよ。

 

勉強する空気。

 

これが大切なんです。

 

そういう空気のある場所に、出来る限り足を踏み入れるようにしてください。

 

私のお世話になっている岐阜県にある開智塾の合格実績です。

 

勝手に載せてしまってすみません。こちらです。

 
凄い実績ですよね。
 
塾長さんと交流がありまして、開智塾さんにもお邪魔させてもらったことがあります。
 
雑誌プレジデントでも紹介された塾長さんで、かなりの実力者です。
 
塾長さんの言っていた言葉が
 
「塾は、空気を売るところなんですよ」
 
という言葉が今でも忘れられずに、胸に刻まれています。
 
☆☆☆
 
私のブログを見ていると、勉強ばかりしている変なやつという印象かもしれませんね。
 
赤本ばかり解いているとか、学歴厨とか
 
偏差値モンスターとか、受験マニアとか参考書マニアとか
 
そんな印象なんじゃないでしょうか?
 
でも、私はそれで良いんじゃないのかと思ってます。
 
私が発する言動、空気、雰囲気、オーラで塾を勉強する雰囲気にしているつもりです。
 
私は、高校時代に尊敬する恩師に、自分が在籍していた高校の合格実績がいかに酷い、レベルの低いものであるかを教わりました。
 
私は、それで奮起しましたけど
 
へそを曲げているクラスメイトもたくさんいました。
 
だから、現実の厳しさを伝える事が、万人にとって良い事ではないと分かっています。
 
だれかを苛立たせることになるでしょう。
 
でも、私はそれで良いと思っています。

この記事はもっと前に書いていたのですが、私の教え子たちが希望する国立クラスに入れなかったら困るので、クラス編成の申込期限が過ぎてから投稿してみました。
 
参考になれば何よりです。