みなさん

 

こんにちは

 

個別指導塾の先生です。

 

twittterでこんなネタを見ました。

 

先生「February って何だっけ?」

 

生徒「2月!」

 

先生「じゃあ、March は?」

 

生徒「3か月!」

  

ネタツイですけど、うまいこと言うなぁと思いました。

 

実際、どうなんでしょうね?

 

MARCH 3か月はガチなのか、どうか?

 

塾の先生はどう思っているのか、それを語ります。

 

参考として、こんな動画をあげている方もいます。

 

この方は実際にE判定から3か月で中央大学に合格しています。

 

(ステハゲさん、見てますか?大ファンです!!)

 

模試でE判定の証拠もあるので、ガチですね。

 

興味がある方は見て欲しいのですが、汚い言葉を使う方ですので、苦手な方は見ない方が良いですよ。

 

MARCH 3か月はガチかどうか?ですけど

 

当然、スタート地点の学力と、持って生まれたスペック 次第だと言えます。

 

たとえば超進学校の生徒さんが、高校入学後にやる気を失ってしまい、ずっと遊び倒して偏差値が40になって、高3の夏休み明けに急にやる気を出したりした場合、合格はあるかもしれないですね。

 

超進学校に進学される生徒さんであれば、中学時代に英検2級を取っていたり、中学受験の時にバリバリ入試問題を解きまくっていたり、そういう基盤が出来ています。

 

難関中学の入試問題を検索して見てみて下さい。

 

そんなレベルの問題を小5くらいから2年間くらいやってたりするんですよ。

 

高校に入るまでに相当な勉強が蓄積されています。

 

たとえば、この動画の配信をされている方(ステハゲさん)ですが

 

この方の歯に衣着せぬ言い方が好きで、たくさん動画を見ているのですが、

 

 

上で紹介した動画とは、また別の動画です。

 

この動画にあるように、1日でイギリスの大学を中退されています。

 

この動画の中でアイエルツっていう英語の試験のスコアシートを見せてくれているのですが

 

中央大学に合格する1年前に、5.5 というスコアを出しています。

 

この方はステハゲさんというYOUTUBERなのですが

 

ステハゲさんは5.5というスコアをバカでも取れると言ってますが、ぜんぜんそんな事はないんですよ。

 

このステハゲさんにとって、5.5レベルの英語力 = バカでも取れるレベル という評価だという事です。

 

実際にバカでも取れるという事であれば、この対照表に誤りがあるという事になりますので、数年後には改訂されるでしょう。

 

TEAPも点数の補正があり、今のこの表になっています。

CEFRでB2になりますので、足利高校3年生でCEFR B2を出せる生徒は上位30名前後じゃないかなと思います。

 

各自いろいろ検索して見てください。

 

TOEICであれば600点くらいの価値はあると思います。

 

その時点で、模試で英語の偏差値は60以上は出るであろう基礎は完成されていた可能性が高いです。

 

そのあとサボってしまい入試の3か月前の模試で、センター試験リーディング138点、偏差値50を超えた程度になってます。

 

実際は制限時間がきつく、何も対策をせずにマイペースで受験すれば余裕で時間切れします。

 

おそらく、それが原因で偏差値が50程度になってしまってますが、自力は最初から英語偏差値は60以上あったはずです。

 

※センター試験は前半2点の問題が続き、後半は6点の問題が続きます。

 

もし時間切れを起こしてしまい、最後の5題を残してしまっただけでマイナス30点になるだけでなく、ステハゲさんはセンター試験利用入試ではなく、一般の個別入試での受験になりますので、センター試験型の模試を真面目に対策して受験している可能性はゼロだと思います。

 

また別の動画では海外留学に向けて結構英語だけやりこんでいたという発言もありましたので、英語が最初から実力偏差値60以上あり、政経は偏差値70以上ありのスタートだったと思われます。

 

普通の方が、この動画だけを見れば「ほんとだ!E判定から合格している。すげぇ」と思うかもしれませんが

 

仕事で一年中模試の結果を眺めている人間からすると、記述模試はもっと取れてるだろうな」と思います。

 

たとえば普通の公立高校入試で300点程度または未満で合格出来てしまったような生徒さんが入学後に部活に熱中して、高校生3年生になって入試直前3か月前でE判定を出していたとしたら、おそらく成績が急上昇する可能性は低いです。

 

日東駒専だって合格は出来ないと思われます。

 

だからこそ、私を含む多くの凡人は、高1からしっかり勉強をするべきなんです。

 

太田東高校からMARCH合格の実数はR3年でわずか15ですからね。

 

受験は甘くないです。

 

ビリギャルにしても、ステハゲさんにしても勉強スタート時点での地頭、学力が違います。

 

実際にステハゲさんは大学入学後に大学でTOEICを受験していますが、スコアが745点でした。これはめちゃ高いです。英検であれば準1級に合格するであろうレベルです。共通テストなら何回か練習するだけで9割は確実に越してくるでしょう。

 

 

自分がE判定から合格しよう思ったら、まずは5教科受験の共通テスト利用入試で5教科受験型でE判定を出して、3か月後は共通テスト利用ではなく一般入試の個別日程で3科目利用のMARCH受験などをすればE判定からでも合格出来ると思います。

 

これでE判定からのMARCH合格は証拠付きでやり遂げる事が可能です。

 

基本的にセンター試験利用、共通テスト利用入試っていうのは判定も出にくいし、合格が難しいんです。

 

一般の個別日程の方が合格しやすいんです。

 

MARCHは3か月で受かるかどうか?

 

太田高校、栃木高校にかなり上位で合格した落ちこぼれの生徒さんであれば可能かもしれない。

 

足利高校、太田東高校、佐野東高校あたりの落ちこぼれの生徒さんでは、入試にトップ合格してからの落ちこぼれでもない限り無理な可能性が高い、と思います。

 

残り3か月の時点で1科目だけでも完成していると超絶有利。

 

そもそも3か月だけ頑張ってMARCHに合格しようとは思わないでくださいね。

 

東大合格を何十人も出すような高校の生徒さんからしたら、滑り止めとしてでもMARCHは受験しないでしょうし、彼らからしたらFランに見えるでしょうけども、普通はめちゃくちゃ難しいです。なめてはいけません。

 

ちなみにうえで紹介したYOUTUBERのステハゲさん、自分は好きで彼の動画はよく見てます。

 

このブログで彼を否定しているように見えてしまったかもしれませんが、いっさいそんな事はないですからね。

 

ちなみにステハゲさんは、大学で留年してしまいます。

 

 

今では、1児のパパだそうですよ。

 

幸せな家庭を気付いてください。応援しています。>ステハゲさん

 

ステハゲスタンプ使わせてもらってます笑