(画像は6月6日にあぢさゐを吊るす習慣から)



平等に広く税を取る制度として発足した消費税という税制として レジを作る会社には前例のない駆け込み需要であったわけではあるが、



その実、当初考えられていた暗躍する政治家は 日本の経営陣のご機嫌をとるかのように、『消費税』という 新たな側面の仕組みを考え出したのである。

つまり、派遣労働者や非正規雇用で入社してくる氷河期世代の若者たちを 今までとは違って
従業員として厚生年金をかけなくたも良いという 天下の『悪法』を思いついたのだった。

この雇用者側の得点に飛びつかなかった企業が あったのだろうか。濡れ手に粟で、法人格の当時の自民党支持者は 大手をふって非正規雇用や派遣労働者を雇い 自民党の票はのびにのび …

この現実に気づいている大人は 実は少なくないはずなのに、なぜか誰も声をあげない。

高度成長期の日本を支えたと自負する世代のサラリーマンは、非正規雇用者や派遣労働者に対して真に思いやりのこころを持ったことがあるのだろうか。

頭を啓け! 年収の高さだけで人を見るのではない。

サラリーマンをやってきて、退職金をしこたまもらい受けて優待して行った ベビーブーム世代の高齢者よ。この若者の悲しみや苦しみに寄り添って、その実情に耳を傾けたことがあるだろうか。

よもや、なぜ君は「サラリーマンにならないのか」「サラリーマンになれ!」と 安易に言ってはいないか。自省する機会を持つ必要に目覚めてほしいのである。

今日は 氷河期世代以降の世代の 目に見えない苦しみを その生きづらさの実態に気づき、責任を感じてほしくて この文章を書きました。