石垣島で草見ました。
まずはサクラソウ科
【和名】ルリハコベ
【学名】Lysimachia foemina 有毒
日当たりのいい空き地に大群で生えています。
ルリハコベは毒草として有名ですね。全草にトリテルペンサポニンを含み、食べると恐らく苦く感じるのではないかと思います。
サポニンは界面活性剤であり、胃障害を起こすものもあります。魚類の鰓機能に作用することから、魚毒を用いた漁法の一つとして実際にルリハコベが用いられた過去があるそうです。
【和名】リュウキュウコザクラ
【学名】Androsace umbellata
割と田舎の粘土質の空き地に生えていました。
かなり好きな草です。なんとなくムラサキ科に似ているような。
【和名】コナスビ
【学名】Lysimachia japonica
川沿いの畑のそばに生えてました。続いてムラサキ科です。
【和名】キュウリグサ
【学名】Trigonotis peduncularis
ちっさくて合弁で可愛すぎる。どこにでも生えてますが、本当に好きな野草です。草に興味を持つ前はこの花の存在にすら気付いていませんでした。透明になっていたのかもしれませんが、ここ一年で急に可視化した草です。
葉っぱを揉むと本当にキュウリの匂いがします。
キュウリの芳香として重要な化合物は、ノナジエノールのスミレ葉アルデヒドとキュウリアルコールだそうです。キュウリグサにはこれらが含まれているのかもしれません。
【和名】ハナイバナ
【学名】Bothriospermum zeylanicum
これも非常に可愛い。ムラサキ科の花は何故こんなにも可愛いのか。リュウキュウコザクラ及びキュウリグサと同所で確認しましたが、他の2種のみを見る機会の方が多かったです。
【和名】モンパノキ
【学名】Heliotropium argentea木本のムラサキ科です。海岸で葉っぱがフロッキー加工されたような木を見かけたらこれかもしれません。お花も非常に繊細です。こんな繊細な木の葉でおしりをひと拭いしてみたらどんな気持ちになるのでしょうか。
前回石垣島を訪れたとき、台湾からの迷蝶であるマルバネルリマダラがこの木で吸蜜しているのを見かけました。
以前、東山動植物園でHeliotropium属の別種がハーブとして利用されているという情報を得ましたが、この木はどうなのでしょうか?自分は草をメインに探して活動しているわけではなく、あくまで副産物として遭遇しているので、帰宅してからもう少し観察すべき部分があったなと後悔することがよくあります。







